プレカットとは、建築用の材料を工場で事前に加工し、
現場で使われる形状と寸法にすることです。
柱・土台などの構造材や、間柱などの羽柄材、
野地板合板など合板類、最近では外装材として
使われるサイディングなどがプレカットされています。
プレカットの利点は、
・現場で木を加工する手間がないので、工期の短縮が可能です。
・現場で端材が出ないので、現場でのゴミ発生量が減少します。
・機械加工のため、寸法精度が向上し、手加工の場合と比較して
強度が1.5倍から2倍になります。
逆に欠点は、
・寸法精度の悪い材料は使えません。
そのため、プレカット工場は未乾燥材よりも人工乾燥材、
人工乾燥材よりも集成材を好む傾向があります。
プレカット工場の功罪については別項に書きます。
投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2005年04月29日
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