12月らしい仕事の盛り上がりを期待していただけに、正直、残念だ。
例年よりもカレンダーや手帳を頂く数が減っているし、不況の影響を
強く感じる。年末を感じるのは、挨拶回りに出た先で道路の大渋滞に
巻き込まれた時ぐらいだ。
また、一部で予想された大手銀行やゼネコンの破綻も
今年はどうやらなさそうだ。そのせいもあるが、
今年、当社で大きな焦げ付きが発生しなかったのは
良しとするべきだろう。
ただ、今年なかったから、来年もないということではなく、
問題を先送りしただけだと思われるので、
決して油断できない状態が続く。
来年の大きな課題の一つは、いかに貸し倒れを防ぐかだ。
今年の大きな変化の一つは、
社内連絡用に電子メールが活用されるようになったことだ。
外出先のPHSや携帯電話で電子メールが送受信できるようになり、
社内連絡用に、またお客様との連絡に大いに役立った。
お客様の中にも、たとえば納期の連絡を携帯電話あてに
メールで送ってほしいという希望が出つつある。
通信料金の削減にも役立つし、来年はより多くの場面で
電子メールでの連絡が使われるだろう。
仕事のスピードアップに役立てて、他社との差別化につなげてほしい。
来年は新JASと粉砕機という2つの大きな戦力が加わる。
市場全体の縮小はさらに続くだろう。その中で、前年以上の成績を
残すことは可能だし、実際にそうしなければならない。
今回の年末年始休暇は8連休になる。
おそらく当社が始まって以来のことではないか。
年末年始は事故が多い。くれぐれも事故のないように休暇を過ごしてください。
今年一年、おつかれさまでした。
今年も一年間、「常務の一言」を読んでもらってありがとう。
来年も続けますのでよろしくお願いします。