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HOME > 社長の一言(旧常務の一言) > 2002年7月 木材だって農産物だ。 生産者と産地を表示したらどうか?
2002年7月 木材だって農産物だ。 生産者と産地を表示したらどうか?

私はよく週末になると家族と一緒に生協に買い物に行く。

それは、売っている商品の産地や原材料が全部表示されているからだ。
たとえば、ウィンナーソーセージひとつにしても、生協では添加物の
入っていないウィンナーソーセージを売っている。
各メーカーの商品にはかなり多くの添加物が含まれているので、
比べてみるとその差がよくわかる。
子供にはできるだけ添加物の少ない商品を与えたいので毎週買っている。

数年前から、野菜や果物に関して産地を表示する商品が増えた。
地場産のトマトやきゅうりなど、中には有機栽培、減農薬栽培と
表示した野菜も多い。生産者農家の名前が書かれた商品も増えた。
消費者と顔の見える関係を作ろうという動きだが、とてもよいことだ。
生産者側も、消費者に対して「変なものは供給できない」ことになり、
より作物に対して身が入るだろう。

その一方で、中国産の冷凍野菜(ほうれんそう、枝豆)に残留農薬が
相次いで見つかった。クロルピリホスという農薬の名前をニュースで
目にした人も多いだろう。輸出用の大量生産野菜に対しては
効率が第一なのでクロルピリホスのような強い農薬が使われた。
中国の農家と日本の消費者の間には「顔の見える関係」がない。
だから、値段だけで判断され、今回の事件になった。
便利さと安さの裏には怖さがある。冷凍野菜はしばらく立ち直れない。

クロルピリホスは、日本でもシロアリ駆除剤として、よく使われてきた。
以前、ランバーターミナルで売っていた「白ありスーパーA」という商品は
クロルピリホスそのものだ。建築現場でオレンジ色の液体を土台や
柱に塗っているのを見た人も多いだろう。あれがクロルピリホスだ。
今でもシロアリ駆除業者の中にはクロルピリホスを使う業者がいるという。
安全性に対する意識が欠けているといわざるを得ない。
今度の建築基準法改正でクロルピリホスの使用が禁止されるが、理由は
残留濃度がなかなか下がらないからだそうだ。そんな農薬を野菜栽培に
使ったり、シロアリ駆除に使ってきたことのほうがおかしいと思うが。

さて、今日書きたかった本題は、木材も農産物の一つなのだから、
もっと産地情報を出したらどうかという提案だ。
たとえば、この柱は秩父郡荒川村谷津川の杉で、伐採時期は切り旬である
9月から11月、葉枯らし期間は3ヶ月、伐採者は木村木材工業といった情報を
消費者に対して出してみたらどうだろうか。
今までは西川材、吉野材などと地域の名前で表示されてきたが、
これからは山の名前と伐採時期、伐採者を表示して、その価値を
消費者に訴えることが、消費者に山をより身近に感じさせる一つの方法だ。

もっと言えば、産地や伐採時期を表示した木材を供給することは
ランバーターミナルのお得意先工務店がライバルと差別化できるチャンスになる。
お施主さんに興味をもってもらい、山林部の伐採現場を見せることができれば
お施主さんに対して強力なアピールができる。伐採現場で働く人たちも、
見学者が多くくるようになればより身が入るだろう。ホワイトウッドやレッドウッド
の集成管柱とは違う、「地域材」を売ることがこれからの当社の大きな課題だ。

なお、今年から埼玉県で「県産木材認証制度」がスタートした。
埼玉県内の木材を使用する場合に、埼玉県産であることを証明する伝票を
添付して消費者に出す制度だが、第一号物件である行田養護学校
木質内装化工事の材料を現在、当社が担当している。
昨年から今年にかけて、山林部が谷津川で伐採した杉、桧を使用して
現在、第一事業部で羽目板や階段の笠木を作っている。
8月末には工事が完成する。この物件が成功して、
他の物件や一般の住宅に県産木材の利用が広がることを期待している。

投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2005年05月02日

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