何度も書くようですが、一番大きな出来事は火事があったことでした。
事業本部でも、山林部の伐採現場でも火事がありました。
今年は「火事の年」として記憶される年になってしまいましたが、
事業本部においても、山林部においても、二度と火事を出さないという
姿勢で、来年以降は臨みます。そのために、粉砕機の火災対策には
万全を期しました。
来年以降、粉砕機の増設が予定されています。
今年、火災対策をしておいてよかったと思える形になるよう、
マスの掃除など、火災対策にみなさん協力してください。
さて、従業員の皆さん、今年1年間仕事をしてきた中で、
何か新しいことがありましたか?
十年一昔という言葉がありますが、変化の激しい現代においては
「一年一昔」と言っても過言ではないでしょう。
木材業界は他の業界に比べて、変化の少ない業界だとは思いますが、
十年一日のごとく同じ仕事を続けているだけでは、変化への対応に
遅れをとってしまいます。
この年末年始休暇の間に、今年何か新しいことがあったかどうか、
自分の一年間の仕事を振り返ってみてください。
たくさん新しいことがあった人もいるでしょうし、
何も新しいことがなかった人もいるでしょう。
もし、何もないようでしたら、
残念ながら今年は進歩しなかったということですので、
来年は仕事の中で、どんな小さなことでもいいですから
何か新しいことがあるようにしてください。
さて、来年はどんな新しいことが待っているでしょうか?
大きな予定として、まずプレカット機械の更新があります。
加工能力が大幅にアップし、精度が向上します
機械の更新が第2事業部全体の売上増につながることを期待しています。
当社事業本部に、いよいよ光ファイバーのブロードバンドが入ります。
現在事務所の中だけのネットワークになっているものが、
プレカット事務所も含めたネットワークになります。
現在事務所内だけで使っている電子付箋紙がプレカット事務所まで
使えるようになり、今までより連絡がしやすくなります。
将来は工場構内までパソコンのネットワークを拡げる予定です。
工場構内にパソコンを設置して、事務所と工場との間で連絡が
できるようにしたいと考えています。
埼北店、山林部事務所もADSLを導入して、ブロードバンド化します。
全て常時接続になりますので、各個人の携帯電話と事務所の間で
電子メールのやりとりができるようになります。
また、感熱ロールのFAXは廃止して、全て普通紙のFAXになります。
コピーをとるためにセブンイレブンへ行く必要がなくなります。
会社では、上記の新しいことを予定しています。
これは、変化に対応するために、必要なことだと考えているからです。
ひとつ、私から従業員の皆さんにお願いがあるのですが、
年末年始の休みの間に、2004年の目標を考えてみてください。
お正月は一年に一度新しい気持ちになれる、よい機会です。
私は、目標を決めたら自分の中で思っているだけではなくて
人に公言することにしています。紙に書くのもいいですし、
家族に言うというのも良い方法です。
そうすると、必然的にやらなければならなくなりますから。
2004年の年末には、仕事上でこういう新しいことがあったと
全員が書けるようにしましょう。
今年一年間、「常務の一言」を読んでいただき、ありがとうございました。
みなさん、よいお年を。