結果から書くと、売上は約22億円(10%減)
税引き前利益は約1億円(約13%減)でした。
埼玉りそな銀行の例を出すまでもなく、赤字でボーナスカットという
会社が続発している中では、ほぼ前年と同じ収益をあげたのですから、
まずまずの成績といえるのでしょうが、私は満足していません。
その理由の一つは、自分の担当客先で貸し倒れを起こしたこと。
長年お世話になったお客様なので、ある程度予期していたのですが、
貸し倒れを起こしたのは自分の甘さ以外のなにものでもありません。
大いに反省しています。
もう一つは、第一事業部の売上が前年比で約8%減だったことです。
前々期まで2年間、前年比わずかながらプラスの売上を記録して
きたのですが、前期は売上をダウンさせてしまいました。
既存のお客様からの売上が減った部分を新規のお客様からの売上で
補ってきたのですが、前期は補いきれませんでした。
ですが、前期はもう終わったことです。今期は前期に減少した売上を
元に戻すべく、第一事業部だけでなく、全社で取り組んでいます。
その一環として、毎年各部門で標語を掲げていますが、
先日の幹部会で、今期(55期)に掲げる各部門の標語が出揃いました。
今年の標語は、
第一事業部 JASと粉砕で増収
第二事業部
本店 1. 在庫の削減
2. 無垢材のPR
埼北店 1. 2ポイントアップ(注:粗利益率のこと)
2. 経費の削減
プレカット 意識改革を図ろう
第三事業部(山林部) 売上増に繋がる造材に心掛けよう
となっています。
今期1年間、上記の標語を忘れずに毎日の仕事に役立ててください。
また、第一事業部については、部内打ち合わせに出る社員全員に
今年1年間の個人の目標を掲げてもらいました。そして、個人の目標を
各休憩所と事務所の中に掲示しました。
一例をあげると、私の今期の目標は「月商5千万円」です。
日々の仕事に対して、目標を持つことは大変大事なことです。
ただ何の目標もなく、その日が過ごせればいいという考え方では
進歩も期待できません。同じ人生なら目標に向かって進み、
達成感を味わう人生のほうが何十倍も楽しいはずです。
社員の皆さん、自分の目標をもって仕事をしていますか。
もし、目標をもっていない人は、目標をもって仕事をしてみてください。
できれば、自分の目標を他人に公言して、実行してください。
きっと、自分の進歩を実感できる人生になりますよ。