(歓迎 上田さん(東京木材企業㈱の上田専務)、木村さん)
8月11日に訪問したウェアハウザー・カナダのチマイナス工場(CSD)
入口そばに看板が出ていた。
当社は長年チマイナス工場の製品を扱ってきた。
また、私は4年連続でチマイナス工場を訪問してきたが、
看板に名前を書いてもらったのは初めてだ。
雨が降っていたにもかかわらず、看板の前で記念写真を撮ってしまった。
ウェアハウザーは長年多額の取引をしているお得意様に対して
厚くもてなす会社だ。日本向けの販売量が落ちているから、
私たちが相対的に大事にされている部分もあるだろうが、それだけではない。
「会社に利益を与えてくれる(=長年たくさん買ってもらえる)顧客こそ
大事にするべきだ」
この考え方が根底にある。当社も大いに見習うべきだ。
お客様を大事にする会社にはよい客層が付く。
当社がお客様に対して親身になって対応しているかどうか、
お客様は常日頃見ている。親身になって対応する会社には
お客様も親身になってくれる。そうすると好循環になり、
お客様との良い関係ができる。その積み重ねがよい客層になる。
会社に利益を与えてくれるお客様を大事にする気持ちがあれば大丈夫。
この時代でも生きてゆける。
私の営業姿勢はお客様に育ててもらったものだ。
今でこそ木材だけでなく、合板、LVL、軽量鉄骨、
棚板まで扱うようになったが、元は全てお客様の要望から始まった。
要望してくれたお客様がいなければ、今の自分はない。
お客様も代が変わりつつあるが、お客様に頂いた経験をもとに
今度は返す番だと考えながら常日頃お客様に接するようにしている。
こんな経験はそう簡単にはないだろう。
だから、今のお客様に買って頂けることを大変有り難いと思う。
永年つづく取引は有難い。減少するマーケットにおいて変わりなく
買ってくれるお客様はとても有難い。
一番大事なのは、将来、当社にとって利益をもたらすお客様だ。
お客様を大事にする、その気持ちがお客様に表せているかどうか、
今回、チマイナス工場の看板を見て、改めて考えさせられた。
余談だが、私はカナダから帰る飛行機の中で、毎回旅の裏話を書いている。
給料袋の中に入れるような内容ではないのでここには書かないが、
北本事業本部で配ったチョコレートの話や、飛行機に乗り遅れた話など、
軽い裏話が多数あるので、もし希望する人は私あてに電子メールを
送ってください。もしカナダへ飛ぶことがあれば、きっと役に立つでしょう。
飛ぶことがなくても、笑い話の種にはなるようだ。