木材と蜜蝋ワックスの組み合わせなら、自然素材だけでできた窓枠になります。
自然素材だけでできた窓枠は、湿度調節をするので人に優しく、
廃棄時にもリサイクル可能で環境負荷を低減できます。
蜜蝋ワックスは木材の呼吸を妨げません。蜜蝋ワックス塗装の窓枠なら、
木材の湿度調節機能を生かすことができる上に、撥水性(水をはねる性質)が
ありますので、結露などで水が窓枠にかかった場合でも、木材を保護します。
無塗装のままでは、木材にしみができたり、最悪の場合腐ることもありますが、
荏ゴマ油のもつ撥水性が木材を長持ちさせます。
木材は湿度調節機能をもっています。室内の湿度が高いときには水分を吸収し、
室内の湿度が低いときには水分を放出します。ただし、表面に膜をつくる
化学塗料を使って塗装してしまうと、塗料の膜が水分の吸収・放出を
遮断してしまって、せっかく木材を使っても、湿度調節機能を殺してしまいます。
蜜蝋ワックスは蜜蝋が膜をつくりますが、蜜蝋の膜は木の呼吸を妨げません。
化学塗料の膜とは違います。
これが窓枠に蜜蝋ワックス塗装をお勧めする理由です。
投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2005年05月10日
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