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HOME > 社長の一言(旧常務の一言) > 2007年2月「熱意が人を動かす」
2007年2月「熱意が人を動かす」

先日、東京都内で開かれた「森の町内会」間伐サポーター企業の集いに
出席してきました。「森の町内会」は、オフィスから出る事務用紙を古紙として
回収し、コピー用紙として再生する仕組みを作った「オフィス町内会」が、
日本の森林が間伐を進めることができない実態を見て、「間伐に寄与した紙」
使うことにより、間伐を促進する仕組みをつくったものです。
当社は、昨年秋にジャパン・ホーム・ショーに出展したときに、
パンフレットに「間伐に寄与した紙」を採用し、間伐サポーター企業になっています。

集いに参加していて感じたのは、参加者の熱意のすごさです。特に、
オフィス町内会の半谷代表からは、ものすごく熱意を感じました。
間伐を受け入れている岩手県岩泉町の伊達町長も、
「熱意のある人に悪い人はいない」と言っていましたが、
関係者の利害が複雑に絡み合う中で、オフィスの古紙共同回収を
実現しただけでなく、今度は間伐促進の仕組みまで作ってしまった
のですから、その熱意たるや並大抵のものではありません。
もちろん、リーダーの熱意だけでなく、実際に仕事をするスタッフの
協力があるからこそ組織が機能するのですが、半谷代表を見ていると、
いかにリーダーの熱意が大事か、よくわかります。

振り返って当社の場合はどうだろうか?と私は考えました。
毎月、私が書く文章を見ていただければわかっていただけると思いますが、
自社の事業に対する熱意は、決して誰にも負けないと自負しています。
しかし、社内に対して自分の事業に対する熱意が伝わっているかと
言われると、必ずしもそうではない。こうして毎月文章を書くことに
意味がないとは思いませんが、文章を書いて配るだけでは、
社内隅々に私の意志を浸透させるには、まだまだ不十分です。
おそらく皆さんもそう感じていることでしょう。

今月から、私は幹部会の参加人数を減らしました。理由は、
参加者の多い会議は散漫になりやすいからです。会議の参加者が多いと、
どうしても「その他大勢」の気持ちになる参加者が増えてしまう。
それならば、幹部会の参加人数を減らして、その分、部門打ち合わせを
充実させたほうが、参加する社員の皆さんにとって実があると考えました。

私は、第一事業部だけでなく、各事業部、営業所の打ち合わせに顔を出して、
直接自分の言葉で社員の皆さんに、意志を訴えたいと思います。
手始めに昨日KLT本店の打ち合わせに顔を出しましたが、今週土曜日には
山林部の打ち合わせに顔を出す予定です。

今、自分のいる場所、部門をどうしたらよいのか。どの部門も、このままでよいとは
思っていないでしょう。どのように進めたらよいのか、日頃感じていることを各部門の
打ち合わせで是非話してください。

一番よくないのは、周囲に不満を言うことです。
不満を言うだけでは、何の解決にもなりません。私の目の前でも、
周囲に不満を言って同調してもらおうとする状況を時々見ますが、
会社の雰囲気を悪くするだけです。
問題があるなら、是非部門打ち合わせの場に出してください。皆で相談して
解決策を見出す、その過程こそが、会社をよくするために必要ですし、
とても大事なことです。

私は、毎月末に書く「社長の一言」のことを「空爆」と呼んでいます。
たとえがよいかどうかわかりませんが、戦争は「空爆」だけでは勝てません。
「地上戦」も必要です。部門打ち合わせで直接皆さんと話すことを「地上戦」と
呼んでよいかどうかわかりませんが、とにかく自分の意志を直接皆さんに聞いて
もらいたいと思っています。部門打ち合わせのときには、遠慮なく意見を言って
ください。部門打ち合わせで出た課題が、幹部会に上がって、
会社全体を動かしていく、そんな会社にしたいと思いますので、
よろしくお願いします。     

投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2007年03月01日

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