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HOME > 社長の一言(旧常務の一言) > 2007年3月「背景にある意図」を伝えることが大事。
2007年3月「背景にある意図」を伝えることが大事。

 今月は工場見学者の多い月でした。見学ラッシュと言ってもよいでしょう。
インターネット上の当社ウェブサイトを見て、当社の姿勢に興味を持ち、
工場見学をしていただくケースが増えました。
私は、大変ありがたいことだと思っています。
もちろん、取引につながることが一番嬉しいですが、それだけでなく、
見学者の増加は社内の雰囲気を明るくします。
当社への関心度が高まっている証拠だからです。
人に見られていると思えば、自然と社内の雰囲気も引き締まります。
ですから、もっと見学者を増やして、もっと会社の雰囲気を明るくしたいですね。

今年、私が課題としてきたことが3つありました。
一つは展示会への出展。住宅リフォームフェアやジャパンホームショーに出展しました。
二つ目は当社ウェブサイトのリニューアル。これも、秋に実現しました。
そして三つ目は棚と屋根の増設です。今月、ラックメーカーと契約が終わり、
来月から棚と屋根の設置工事が始まることになりました。

棚と屋根を増設したいと思ったきっかけは、
「プレカット製品が雨に濡れている」というクレームが出たことと、
通路への材料のはみ出しが恒常的になっていたことです。
雨濡れを防ぐために屋根を増設し、通路への材料のはみ出しを無くすために、
棚を作って置場の収容能力を上げることにしました。棚があれば、
下にある材料をどかさずに上の材料を取ることができます。
フォークリフトを使う時間を短くして、その分他の仕事に時間を
使って欲しいというのが私の希望です。
通路への材料のはみ出しがなくなれば、
工場内が整理整頓されて安全面も向上します。
工場の設備内容を改善することが
士気の向上につながると期待しています。
工事は4月、5月で行う予定です。

さて、最近納入の仕事をしていて感じたことがあります。それは、
「情報の背景にある意図」をいかに把握して、
社内に伝達するかがとても大事だということです。

当社の仕事は材料を現場や工場に納入する仕事です。
ですから、現場や工場の都合に振り回されることがよくあります。
「何でこんな仕様なのだろう」「何でこんなに納期がないのだろう」と
思う場面、多いですね。

私は、「あれ?」と感じたときに、「何故ですか?」と理由を聞くことにしています。
この仕様、この納期では、将来お客様が損をすると感じた時には、あえてお客様に
不都合な情報を出します。お客様が損をすることは、将来当社が損をすることに
つながるからです。無理な仕様、無理な納期の背景にある情報を
教えていただければ、自分自身が納得して仕事ができるし、
社内に対してもできるだけお客様の意図を伝えることが、
社員の皆さんが納得して仕事をしていただくために、とても大事だと思います。

人間は、理由がわかれば納得して動きやすいものです。
ですから、お客様と接する社員の皆さんは、社内に仕事の「背景にある意図」を
正確に、早く伝えてください。
「背景にある意図」がわかれば、組織として仕事をしていく中で、お客様との間で、
また社員間でも、共感をもちながら仕事ができるようになるはずです。

ただ、「今日中にこの仕事をしなさい」と連絡するのと、
「大工さんが5人入っていて、明日までに全部作業を終わらせる必要があるので
今日中に材料を間に合わせてください」と連絡するのとでは
大きな差があると思いませんか?

私は、自分の意図するところをできるだけ公開して、社員の皆さんにできるだけ
納得して仕事をしてもらえる環境をつくりたいと思っています。
「背景にある意図」を正確に伝えることを心がけて、是非実行してください。

投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2007年03月30日

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コメント

そういえば、工場が見学できるって、意外に知らない人が多いかもしれませんね。

サンプル請求だけでなく、工場見学歓迎!みたいなものがサイト上でもっと目立ってもいいのかもしれませんね。

投稿者 飯野 : 2007年04月02日 17:51

飯野さんへ
その通りですね。工場見学歓迎は大きくサイト上に
うたおうと思います。ありがとうございました。

投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2007年04月09日 11:48

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