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HOME > 社長の一言(旧常務の一言) > 2009年2月「見えなかったものが見えるとき。それが、今。」
2009年2月「見えなかったものが見えるとき。それが、今。」

毎年のことですが、2月下旬から3月はどの事業部も不需要期
(オフシーズン)になります。今年もその例にもれません。
いや、100年に一度の不景気と言われるくらいですから、
何もしなければ、例年以上に仕事が少なくなると見るべきでしょう。

マンションデベロッパーの相次ぐ倒産に象徴されるように、足元の状況は非常によく
ありません。今の状況を反映して、お客様の中にも、仕事そのものを
廃業された会社や、工場を移転する会社が出ました。
今のままでは続けていけない。変化する会社を見ると、どの会社も
生き残りをかけて必死になって変化しているなと感じます。

100年に一度の不景気と言われる、この状況に対して、何をすべきか。
簡単に答えるべきテーマではありません。しかし、あえて書けば、「不景気のときに
しかできないことをやって、次の時代に備える」ことがやるべきことだと考えます。

不景気のときには、普段見えなかったものが見えるようになります。
仕事が順調に行っているときには見えなかった問題点が、不景気になると、
はっきりとした形で出てきます。

私が考える、今の当社の一番の問題点は、
「個人が力を出そうと思えない会社になっている」ことです。
これは、私が昨年まで第一事業部の営業担当として一人区の仕事をしていたために
人事考課制度に手をつけなかったことが一番の原因だと考えています。
当社の人事考課制度は、正直に書きますが、はっきりとした基準がありません。
私が各所属長と相談の上で人事考課や給与・賞与を決めているわけですが、
社員の皆さんにとって満足できる形の人事考課制度ではないでしょう。

その結果、今回のような不景気になっても、会社の方向が一つに定まってこない。
今の状況を見て、「何とかしなければならない」と思っていて、行動したい社員や
関係者の皆さんも少なからずいると思います。しかし、
人事考課制度の基準が定まっていないために、
「どうやったら評価されるのか」「何をしたら給与・賞与が上がるのか」
「どういう姿勢で仕事をするのが会社の役にたつことなのか」という疑問に対して
きちんと答えることができなかったために、今の状況があると考えます。

でも、始めるのに遅すぎることはありません。
この不景気で仕事量が落ちているときを利用して、社員の皆さんが力を出したいと
思えるような会社に変えていくことは、できるはずです。

私自身の状況も、昨年までとはかなり違います。今の状況なら、当社の弱点であった
人事考課制度に手をつけて、社員の皆さんと面談をして、どうやったら
皆が力を出せる会社になるかを真剣に考えることができますので、来月から着手します。

もちろん、今の状況を打破するために、仕事量の確保に対しても手を打ちます。
手始めに、来週発行される業界紙に造作材の広告を掲載することにしました。

広告も、この「社長の一言」も、一番大事なのは「わかりやすさ」です。
伝えたいメッセージがあっても、わかりにくければ伝わりにくい。
これからは、「わかりやすさ」を考えて文章を書きますのでよろしくお願いします。

投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2009年02月27日

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