元日、私は今年何をしようかと考えていました。考えた結果、
いろいろやりたいことはあるのですが、まず足元を固めてから
様々なことに手をだしていきたいという考えに落ち着きました。
足元を固めるということは、言い換えると社内の意思統一を図るということです。
そのためには、私が出した会社の方針、考え方を社員の皆さんに理解していただき、
実践していただかなければなりません。
社員の皆さんに理解していただくためには、まず管理者の皆さんに
私が出した会社の方針、考え方を理解していただき、
わかりやすく伝えることが必要です。
しかし、当社は今まで管理者の研修をしたことがありませんでした。仕事のできる人、
経歴等を考えて管理者になるわけですが、「管理者とはどういうものか」
という話を一度もしたことがないまま、今日に至ってきました。
とにかく管理者の研修を一度やってみようと考え、今月、並木先生にお願いして、
管理者とは何か、管理者としてするべきことは何かなど、管理者の心得について
話していただく新任管理者研修を実施しました。初めての試みでしたが、
管理者として何をすればよいのか、良い方向に向く第一歩になればと思います。
管理者研修を何回か続けることによって、管理者の皆さんのレベルアップを図り、
社員の皆さんに会社の方針が理解され、実行される会社になることが今年の目標です。
もうひとつ、今月実施したことはパソコンの能力増強です。
昨年末の社長の一言や、今年の年賀式で
「お客様の役に立つ喜び > 仕事の苦労・面倒臭さ」について触れました。
これからは、仕事が小さくなっていく時代です。仕事の苦労・面倒臭さは
放っておけばどんどん増えていきます。この不等号を逆にしないためには、
「お客様の役に立つ喜び」を大きくすることが一番ですが、
仕事のやり方を工夫することにより、仕事の苦労・面倒臭さを小さくすることも
効果があります。その助けになるのが、私はパソコンだと思います。
昨年末、ある部門から「パソコンのメモリを増設して欲しい」とのリクエストが
あったことをきっかけに、埼北店、山林部も含めて、約20台のパソコンに
メモリ増設・ハードディスク交換などの能力増強を行いました。
パソコンを触らない人にとっては、パソコンの反応速度が速いか遅いかは、
あまり興味のないことだと思いますが、毎日仕事の道具としてパソコンを使う人は、
反応速度が遅いと「パソコンが遅いから使う気になれない」となりがちです。
当社のパソコンは5年以上前に購入したものが多く、反応速度の遅さが潜在的な
不満となっていることを感じて、年末年始休暇もパソコンの能力増強をしました。
お客様の期待以上の仕事をすれば、お客様に喜んでいただけます。
仕事の質も大事ですが、仕事の速度もこれまで以上に大事になってきています。
パソコンの能力増強は地味な作業ですが、
反応速度が速くなったことにより不満が解消すれば、
お客様に対する反応速度を上げることにより、
会社全体を良い方向に向けることができると期待しています。
投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2010年01月29日
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