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HOME > 社長の一言(旧常務の一言) > 2011年7月「『気の入った会社』だと、言われたい。」
2011年7月「『気の入った会社』だと、言われたい。」

4月に特殊金属エクセルさんを訪問した際、埼玉事業所長の水谷さんに
「何をもって木村木材工業さんらしいと言われたいか」を、私も含め社員一人一人が
考えて行動することが大事だというお話をいただきました。

 それ以来私は、お客様や関係者が当社を語るとき、どう言われたいかを考えていました。
考えた結果、「木村木材工業って、気の入った会社だね」「気の入った仕事をしているね」
「気の入った製品をつくっているね」と言われたい。そう思うようになりました。

 なぜ、「気の入った会社だね」と言われたいか。それには2つ理由があります。

第一に、木材製品は、関わった人の気が入っているかどうかが見てわかりやすいからです。
気が入った仕事で出来た製品と、気が入っていない仕事で出来た製品は明らかに違います。

誰が見ても非の打ち所のない材料だけを出すことはできます。しかし、残った材料を使う
ことができなければ、資源の無駄遣いになり、続かないのが私たちの仕事です。一方、
使えない材料ばかりを出していたのでは、お客様に支持していただくことができません。

木材を扱う以上、原材料の質は均一ではありませんし、天然林を扱う場合、原材料の質は
長期低落傾向が避けられません。仕入れることのできた原材料(立木も含みます)の中で、
どれだけ使える材料を出すことができるかが、仕事の価値を決める以上、使える材料の
割合を増やすために気の入った仕事をすることが、当社がやるべきことだと考えます。

第二に、よい会社の条件は「気が入った仲間が一緒に行動すること」だと思うからです。

理論を語ることは誰でもできます。しかし、どんな理論も「気が入っているかどうか」で
実行されるかどうかは大きく違ってきます。実行が伴わなければどんなにいい理論も
「絵に描いた餅」になってしまいます。

今の当社は、自発的に考えようという人が出始めた状態だと見ています。自発的に
考えて行動したいという人が出てきたことは、大変な進歩ですし、とてもありがたいこと
だと思っています。次の課題は、出てきた芽をどう行動に生かすかです。

「気が入る」ためには、どうしたらよいのか。それは、「一緒に考える」だけでなく、
「一緒に動く」仲間の存在が大事です。共同作業の中で「一緒に動く」ことで、
「気が入る」ようになるのではないでしょうか。ですから、これから共同作業の話が
社内のあちこちで出たときに、進んで参加してください。それが、自分自身に「気が入る」
ことにつながり、いい人生を送る方向に向けることができるはずです。

周囲によい影響を与えようとするかどうかも大事です。あなたの一言で周囲が
「気の入った仕事」をするようになることもありますし、「気の入らない仕事」を
するようになることもあります。駐車違反と同じで、誰でもが加害者にも被害者にも
なるのが、言葉の力です。人を馬鹿にするのは人間の本能ですが、馬鹿にされたあとに
残るのは、無関心、無気力、そして将来、共同作業に参加しようという意欲を失って
しまうことすらあります。その場、言った本人はいいかもしれませんが、周囲には将来に
渡って大きな影響が残ります。
自分の発した言葉が、周囲に「気の入った仕事をしよう」と思わせるか、「気の入らない
仕事にしてしまおう」と思わせるかを考えてから、話してほしい。そう願います。
もちろん、私もその意識を強くもって皆さんに接します。       

投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2011年07月29日

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