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HOME > 社長の一言(旧常務の一言) > 2011年10月「感情は、世代を超えて伝わる。」
2011年10月「感情は、世代を超えて伝わる。」

「よく聞け、金を残して死ぬ者は下だ。仕事を残して死ぬ者は中だ。
人を残して死ぬ者は上だ。よく覚えておけ。」
関東大震災の際に復興院総裁だった、故後藤新平氏が死の直前に話したことばです。 

私は、故後藤新平氏のことばを会社経営にたとえ、
「三流の企業は、金を残す。二流の企業は、事業を残す。一流の企業は、人を残す。」
といいかえて、このことばを実践するのが私の仕事だと思っています。

人の感情は、良い感情も、悪い感情も、世代を超えて伝わります。
「あの人に育ててもらった」「あの人に褒められた」という感情は、その人の子どもに
対しても受け継がれることがよくあります。「あなたのお父さんに世話になった」
「あなたのお父さんに育ててもらった」という言葉を、私もよく聞きます。
私が、「感情は世代を超えて伝わるんだな」と実感する瞬間です。

その一方で、悪い感情も、世代を超えて伝わります。「あの人に馬鹿にされた」
「あの人にやりこめられた」という感情もまた、相手の子どもに対して
受け継がれることがよくあります。
昔は、「忠臣蔵」に代表される敵討ちがあったくらいですから。

私は、「人を馬鹿にする」「人をやりこめる」「人を出し抜く」というのは人間の本能だと
思っています。なぜなら、人には「少しでも優位にたちたい」という心理があるからです。
誰でも一度は、「人を馬鹿にする快感」「人をやりこめる快感」「人を出し抜く快感」を
味わったことがあるでしょう。その快感が癖になって、やめられない人も多いはずです。

一方で、「人を馬鹿にする」「人をやりこめる」「人を出し抜く」ことほど、
受けた人が嫌な思いをすることはありません。
「馬鹿にされた」「やりこめられた」「出し抜かれた」ことがたび重なると
、「そんなに馬鹿にしたいなら好きにすれば。いずれ馬鹿をみるのは言った本人だよ」
という心理が芽生え、無気力・無関心の原因になりかねませんし、
馬鹿にされた人が馬鹿にした人を助けてやろうと思うことはまずありません。
この感情は「人を残す」感情ではなく、「人を崩す」感情です。

同じことを言っていても、受ける側はことばの裏にある感情を読み取って、
ことばを受け止めるので、受ける感情は全然違います。
どんなに良いこと、正しいことを言っていても、
「今はわからないかもしれないけど、このことを理解してくれれば、
きっとあなたの成長に役立つよ」という感情で話すのと、
「何でこんなことが何度言ってもわからないの、馬鹿だねえ」
という感情で話すのとでは、その後の結果が違ってくるのは明らかです。

「人を馬鹿にする」「人をやりこめる」「人を出し抜く」本能のままに生きていたのでは、
会社の雰囲気が悪くなるだけでなく、
人生最後の日に、「いい人生だった」と思える人生には、まずなりません。
もし本人が「いい人生だった」と思えたとしても、その子孫が、周囲から
その人の先祖にもっていた感情を受けるようになるでしょう。

それよりは、「人のよいところを褒める」「人を尊重する」「人の成長を喜ぶ」感情を
私は大事にしたい。馬鹿にすることが無気力・無関心の原因になる一方で、人の良い
ところを褒める、尊重する、成長を喜ぶ気持ちは、会社に対する社員の皆さんの関心を
呼び起こすことにつなげられると思うからです。

まだ人生を振り返るには早いのかもしれませんが、私も「いい人生だった」といえる
人生にしたいという気持ちで一日一日を生きていきます。皆さんにもそんな気持ちで
毎日を過ごしていただければと思います。        

投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2011年10月31日

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