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HOME > 社長の一言(旧常務の一言) > 2011年12月「できない理由」ではなく、「やるための理由」を掲げる。
2011年12月「できない理由」ではなく、「やるための理由」を掲げる。

底冷えのする気候の中、毎日の仕事、おつかれさまです。
今年もあともう少しで終わります。今年は本社近くの火事から始まり、
東日本大震災が起きるなど、災害の多い年でした。
それでも現在こうして平常に仕事ができる状態になり、
年の瀬を迎えて、平穏無事のありがたさを感じます。

しかし、普通に真面目に一生懸命やっているだけでは
業績が上がらないことは、社員の皆さんも感じていることでしょう。
いや、それだけでは大赤字になるのが実情です。

その時代にどうやったら業績を上げることができるかを
考えていたところ、先日、佐々木常夫さんの新刊
「これからのリーダーに贈る17の言葉」の中に、佐々木さんの先輩、
田中健一さんの言葉として
「できない理由を探そうとするな。いますぐは難しくても、
『やるための理由』を掲げて努力せよ。そういう人には奇跡が起きる。
運命も人生も変わってしまう」と書かれていたのを見つけました。

田中健一さんは、赤字会社に再建社長として送り込まれ、
わずか1年半で1000億円の借金を返済して無借金会社にした
敏腕社長です。再建の過程では、大幅なリストラもしましたが、
そのリストラ対象になった元社員から、10年たった今でも
「田中さんを囲む会」に呼ばれるくらい、愛されている経営者です。

赤字会社を建て直すために、次々と難関に取り組んでいった
田中さんに対して、社内、社外を問わず、
筆舌につくし難い抵抗がありました。その抵抗にもめげず、
立ち向かっていった田中さんの言葉だけに、私はものすごい重みを感じます。

「できない理由」を探すことは簡単ですし、人間の本能ではないかと思います。
しかし、「できない理由」をいくら探し当てても、自分の成長の芽を摘むだけで、
何も進歩しません。むしろ、周囲に不快感を与えて会社全体の雰囲気を悪くします。

「できない理由」をリーダーが考えていたら、まず信頼されないでしょう。
日々刻々と変わる、当社を取り巻く環境の中では、
前例のなかったことがたくさん出てきます。本当に
いいと確信できることなら、「できない理由」を考えるよりも、
「やるための理由」を考えたほうが、はるかに人生を豊かにしてくれますし、
今の当社に当てはまると思います。

田中健一さんが書いた「リーダーのための30章」から、いくつかの言葉を抜粋します。
一見、押しつけのように見えるかもしれませんが、社員の成長を本当に願う心が
その背景にあるから、信頼されるのでしょう。私もぜひこうありたいと思います。

今年一年を振り返ってみて、経営陣だけが考えるのではなく、
多くの社員が将来を考える会社にしたいという私の願いは、
少しずつ形になってきているように感じます。

風土改革は一朝一夕に結果が出るものではありませんが、
「続けられる会社にする」方向に向かって、来年も進んでいきます。

毎月、「社長の一言」を読んでいただき、ありがとうございます。
私にとって、一ヶ月に一度、自分のしてきたことを振り返る時間は貴重です。
自分の意思を文面に書くことは、トップとしてやるべきことだと考えていますので、
来年も書きます。読んで、ぜひ感想を教えてください。今後に生かしたいと思います。

では、皆さんにとって2012年がよい年になりますように。       
                                   
田中健一さんが書いた「リーダーのための30章」より抜粋 

「できない理由をさがそうとするな。いますぐは難しくても
『やるための理由』を掲げて努力せよ。そういう人には奇跡がおこる。
人生も運命も変わってしまう」

「部下とは真剣勝負せよ。能力より高めの目標を出して、
尻を蹴り飛ばして締め上げる。その苦しまぎれのあがきの中から、
部下は必ず新しい飛躍の途を発見する。
そして、それが彼の成長と自信につながっていく」

「事を起こせば、必ず摩擦はある。雑音も出る。
しかし、ザワザワ批判している人は事情も知らぬまま断片的な事象で
無責任なコメントをしている場合が多い。
うまく行ったら拍手喝采するのもこの連中。そういう外野に
右顧左眄(うこさべん)せず、確信のある事は断固やれ。
そして必ず自分が火の粉をかぶれ」

「トラブルがおこってしまった場合、手のつけられる事をまず次々にする。
議論や詮議はあとあと。まず現場に急行せよ」

「問題が発生したら、考えて考え抜く、悩み抜く。寝ても醒めても考える。
すると不思議なもので、何かの拍子にアイデアが出てくる。
それでもどうにもならなかったら他人に相談すること。
上司・同僚・取引先に相談できる相手がいるのといないのとでは何倍も知恵に差がつく。
そして最後は決断。人の判断など完璧なものはあり得ない。半分は間違う。
間違いがわかったら意地をはらずすぐに改める。
こういう行動=リスクテーキングによってはじめて経験として君の身についていく」

「仕事も商売も最後は人間である。君の人間力にすべて依存している。
人間力を絶えず研鑽し、練磨せねばならない。
うまく行かなかったらすべて自分に原因がある。
それをみつけて直す意志さえあれば、必ず成功するはずだ」  

投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2011年12月31日

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