毎日猛暑の中、社員・関係者の皆さん 本当にご苦労様です。
2S活動、AKP活動等の改善活動に携わっている皆さん、
連日遅くまでご苦労様です。
皆さんの「何とかして会社を良くしよう」という熱意が私に伝わってきます。
皆さんが「活動をやっていてよかった」と思える日は必ず来ます。
その日を信じて、活動を続けていきましょう。
私の目指す会社は、「社員の皆さんが自らの成長を実感できる会社」です。
もちろん、社員の中には私自身も含まれます。
人生の中で最大の喜びは、できなかったことができるようになることです。
その喜びを一人でも多くの社員に、より多くの場面で味わってもらうことが
私の喜びでもあります。
人の成長を表す時、「器量が広がる」と言います。「器量」を国語辞典でひくと、
1.ある事をするのにふさわしい能力や人徳。
2.その人の才徳に対して世間が与える評価。面目。 と出ています。
私は、器=受け入れるもの ですから、受け入れられなくなった時点が、
その人の器量を表していると考えます。
会社では、仕事を断った時に、その人の器量が決まります。
「できない」と断った時点が、その人の器量です。
「できない」と断ることは、成長機会の芽を摘むことでもあります。
実は、どんな仕事でも、成長機会につながらない仕事はありません。
すべての出来事は成長に通じます。
「どうやったらできるようになるか」を考えることは、大事な成長機会です。
では、どうやったら器量をひろげることができるのでしょうか?
結論から書けば、仕事を断らないことが器量を広げることにつながります。
仕事を断るか、成長機会としてとらえられるかは、まず自分との闘いですが、
それだけではなく、周囲が支援してくれるかどうかが判断の分かれ目になります。
人間、一人ではとても弱いものです。「一緒にやっていこう」と言ってくれる仲間が
いるかどうかで、「成長して達成感を味わうんだ」という強い気持ちを持ち続けられる
かどうかが大きく違ってきます。「一緒にやっていこう」と言ってくれる
仲間をつくることが、器量を広げるためには欠かせません。
人間の弱さを認めた上で、情報洪水に流されない自分をもち、相手を受け入れる。
そうすれば、共に成長する仲間をつくる方向に自然と向かいます。
自分の思い通りに仕事をしていて、自然に器量がひろがっていくのなら
何の問題もないのですが、実際には、人間楽な方向に向かいやすいので、
自分のやりやすい範囲に仕事を限定してしまうことが多いです。
従って、自分を成長させようという目的意識を持ち続けるためにも、
仲間づくりのためにも、ある程度の強制は必要だと考えます。
誰でも「器量」があったほうがいいと思うでしょうし、
会社はトップの「器量」以上には大きくならないと言われています。
私もこの意見に賛成です。
ですから、私は「器量」を大きくするために、率先垂範して器量を広げる機会をつくります。
社員のみなさんも、自分の「器量」を広げるにはどうしたらいいか、考えてみませんか?
投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2012年07月31日
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