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HOME > 社長の一言(旧常務の一言) > 2012年12月「認められていない感」の原因は?
2012年12月「認められていない感」の原因は?

すっかり寒くなりました。山林部の伐採現場では、毎朝凍った山道を登り、
氷点下の中、伐採していると聞きました。
毎日寒い中、仕事をしている皆さん、ありがとうございます。

私にとって2012年は、自分の基本姿勢を考えさせられた一年でした。
そのきっかけは、社員の皆さんの間に「認められていない感」があると聞いたことです。

社内で何か変えようとしても、続かない。「旗振り役」が損をしてしまう。
その原因になっているのが、「認められていない感」です。
自分が認められていないと思うと、周囲を手伝おうとしなくなる。
認められないのなら、やってもやらなくても同じ、やり損だと感じられれば、
何か変えようとしても続かなくなってしまいます。
小さなミスが大ごとになってしまう社内の雰囲気は、
「認められていない感」からきています。

この話を聞いていて、私は自分の行動に大いに思い当たることがありました。
実は、私は人に物事を頼むのが苦手です。できるだけ周囲に聞かずに、
人に頼まずに物事を済ませようとします。その結果、私個人としては
経験を積んで成長するのですが、周囲の成長にはつながりません。
むしろ、社内に「頼りにされていない」「認められていない」という
感情を生む原因になってしまいます。

今までの私は、自発的な活動を妨げないようにという気持ちで、
関心は持っていても表に出さないことが多くありました。
もともと自分を不感症にすることで精神の安定を図っていたところが
ありましたが、不感症=不干渉につながり、周囲への関心が
薄くなっていたのも事実でした。

人に頼まずに物事を済ませようとすると、周囲への関心が薄くなりがちです。
認めてもらえないから協力しない。不満を言うだけで雰囲気を悪くする。
その原因を作っているのが、私の周囲への関心の薄さだとすれば、
恥ずかしい話です。会社を良くするために、姿勢を変えなくてはなりません。

私は、社員の皆さんに対して、本当はもっと期待したいし、頼りたいです。
なぜなら、社員の皆さんの成長なくして、会社の成長はないからです。
経営者だけが将来を考えて動く会社と、多くの社員が将来を考えて
動く会社とで戦えば勝敗は見えています。

一人でできる仕事の量は限られます。二人以上でする仕事であれば、
周囲に「期待されている」「頼られている」と思ってもらえるかどうかで、
仕事の質が大きく変わってきます。なぜなら、人間誰でも人の役に立ちたいという
想いがありますが、「期待されている」「頼られている」と思えれば、
人の役に立っていると実感できて、続けていこうと思えるようになっていくからです。

今年、2S活動、AKP活動など自発的な活動が多く展開されました。
今後も自発的な活動が多く出てくることを期待しますが、こうした活動こそ、
関心をもって見てもらえていると感じられるかどうかが大事ですし
、大いに反省するところもあります。
今後、私も自発的な活動に対して関心をもってみていきますが、
正直気づかないところはたくさん出てきます。
その場合は遠慮なく教えてください。
小さなことでも、期待されていると思われるように変えていくことが、
いい会社づくりに一歩ずつ向かっていく道です。

2013年が終わるときに、社員・関係者の皆さんにとって
「いい年だったなあ」と思える会社にしましょう。
今年一年おつかれさまでした。よいお年を。

投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2012年12月28日

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