今月、北本事業本部事務所内の席替えが行われました。以前から懸案になっていながら、
なかなか動き出せなかった席替えでしたが、社員の皆さんが自分たちで考え、
自分たちで協力し、机やいす、パソコンなどを動かして、席替えが実現しました。
席替えの後も、お客様が入りやすい事務所にするには?という視点から、入口付近の
配置換えが、多くの社員の皆さんが参加して行われました。事務所に入ったお客様からは、
「あれ、変わったね」とのお言葉をいただいています。
思うことと、行動することの間には大きな差があります。
席替えをやりたいと思っていても、実際の行動にはなかなか移せないでいました。
席替えのように、周囲の協力がなければできない大きな作業が実現したことで、
自分たちの手で、自分たちの環境を変えることができる、共通の成功体験になりました。
錆びた自転車と同じで、漕ぎ出すまでには力が必要ですが、
実際にやってみると「大したことはない」と思えることは、少なくありません。
そのことに気づけば、将来、何か変化が起きても対応しやすくなります。
今回、席替えが実現して、事務担当の社員と営業担当の社員が、
一緒になって変化に対応する経験ができたことが、嬉しかったです。
今月、 「今年こそ」は、やめよう。今年こそ。 という英会話教室の広告を見ました。
新年に、今年の抱負や今年の目標を掲げた人も多いと思います。確かに、「想い」を
抱くことは大事ですが、「決意」では何も変わりません。具体的な行動が伴ってこそ、
「想い」が現実のものになります。
年始のご挨拶に伺った、あるお客様の事務所に掲げられていた言葉です。
「心の礎」
変化を恐れず行動せよ。行動の先に新しい明日が見えてくる。
良いサービス、良い商品の提供に「感動」を加える事でお客様からの信頼は厚くなる。
この一瞬に最大の努力を。昨日を悔やんでも、明日を心配しても、何も変わらない。
私はこの言葉を見て、大いに共感しました。それは、昨年末から、
自分の行動を変え始めたばかりで、背中を押してくれる言葉だったからです。
今の状況で、自分が机に座っている必要はないと考え、今までに面識はあるけれども、
お伺いしたことのないお客様を主に訪問しています。
まだ新しい明日が見えてきたとはいえませんが、
行動を変えれば何かが見えてくるのではないかと思い、訪問を続けています。
年賀式で、年間30回現場見学会へ行きますと公言した通り、現場見学会への訪問も
続けています。
当社には、凍った森林の中でも、空っ風に吹きさらしの中でも、
ギリギリの納期の中でも、それでも何とかしようとして働いている仲間がいます。
社員の皆さんの頑張りがあるからこそ、会社は成り立っているわけで、
その頑張りに心から敬意を表します。ありがとう。
その仲間の頑張りになんとかしてこたえたい。行動したいと思うだけでなく、
実際に行動できる会社にすることが、会社をよくすることにつながります。
今年こそ、ではなく、今こそ です。
想いだけではなく、行動できる、行動しやすい会社 になれるよう、
共に行動していきましょう。
投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2013年01月31日
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