自然素材ブログ
自然素材ブログ トップページ 材種の単価 社長の一言(旧常務の一言) お見積もり お問合せ 本社HPへ
はじめての方へ
お知らせ
住宅に自然素材を使おう
材種の単価
社長の一言
Q&A
リンク集
会社案内
にほんブログ村 住まいブログへ

特定商取引に関する法律に基づく表記
HOME > 社長の一言(旧常務の一言) > 2013年8月「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」
2013年8月「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」

処暑が過ぎ、ようやく暑さが和らいできました。例年にない暑さの中、毎日の仕事、
ごくろうさまです。お客様の工期に間に合わせようと、夏季休暇中にも出勤した社員・
関係者の皆さん、ありがとうございます。皆さんの頑張りは、必ず業績に反映します。
業績への反映度合いが見える会社を目指しますので、引き続きよろしくお願いします。

今年の夏季休暇中に、日本航空(以下、「JAL」と略します)再生のドキュメント、
「心は変えられる」を読みました。JALは2010年に会社更生法を申請して倒産した後、
稲盛和夫氏が会長に就任して再建を果たし、2013年3月期決算では
営業利益が2000億円を超えて、2期連続で過去最高を更新しています。

再生を果たしたJALの中心になる考え方が、稲盛和夫氏の経営哲学を参考につくられた
「JALフィロソフィ」です。

JALフィロソフィの最初は、第一章 成功方程式(人生・仕事の方程式)
人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力 です。 稲盛和夫氏の著書「生き方」に、
成功方程式について書かれていますので、引用します。

(以下、稲盛和夫氏の著書「生き方」より引用)
>人生をよりよく生き、幸福という果実を得るには、どうすればよいか。
>そのことを私は一つの方程式で表現しています。それは次のようなものです。

>人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力 
>人生や仕事の成果は、三つの要素の“掛け算”によって得られるもので、
>決して“足し算”ではないのです。
>まず、能力とは才能と知能といいかえてもよいのですが、多分に先天的な資質を意味しま
>す。健康、運動神経などもこれにあたるでしょう。また、熱意とは、事を成そうとする
>情熱や努力する心のことで、これは自分の意思でコントロールできる後天的な要素。
>どちらも0点から100点まで点数がつけられます。

>掛け算ですから、たとえ能力があっても、熱意が乏しければ、いい結果は出ません。逆に
>能力がなくても、そのことを自覚して、人生や仕事に燃えるような情熱であたれば、先天
>的な能力に恵まれた人よりも、はるかにいい結果が得られます。

>そして最初の「考え方」。三つの要素のなかではもっとも大事なもので、この考え方次第で
>人生は決まってしまうといっても過言ではありません。考え方という言葉は漠然としてい
>ますが、いわば心のあり方や生きる姿勢、これまで記してきた哲学、理念や思想なども含
>みます。

>この考え方が大事なのは、これにはマイナスポイントがあるからです。0点までだけはな
>く、その下のマイナス点もある。つまり、プラス100点からマイナス100点までと点数の
>幅が広いのです。

>したがって、能力と熱意に恵まれながらも考え方の方向が間違っていると、それだけで
>ネガティブな成果を招いてしまう。考え方がマイナスなら掛け算をすればマイナスにしか
>ならないからです。
(中略)
>では、「プラス方向」の考え方とは、どんなものでしょう。
>むずかしく考える必要はありません。それは常識的に判断されうる「よい心」のことだと
>思っていただければよいでしょう。

>つねに前向きで建設的であること。感謝の心を持ち、みんなといっしょに歩もうという
>協調性を有していること。明るく肯定的であること。善意に満ち、思いやりがあり、
>やさしい心をもっていること。努力を惜しまないこと。足るを知り、利己的でなく、
>強欲ではないことなどです。

>いずれも言葉にしてみれば、ありきたりで、小学校の教室に掲げられている標語のような
>倫理観や道徳律ですが、それだけにこれらのことをけっして軽視せず、頭で理解するだけ
>でなく、身体の奥までしみ込ませ、血肉化しなくてはいけないと思うのです。
(ここまで引用)

私は稲盛和夫氏の「生き方」を読んで、考え方がいかに大事かをあらためて思い知りました。
能力と熱意が大きくても、考え方がマイナスであれば人生・仕事の結果はマイナスに
なってしまうとなると、能力・熱意も大事ですが、一番磨くべきは考え方ですね。

JALフィロソフィをつくり、徹底させたことが、社員一人一人の考え方をプラスの方向に
向け、JALの業績急回復に大きく貢献しました。
「考え方」を変えれば、会社も人生も180度変わる。JALはそのいい例です。

私は、社員・関係者の皆さんがプラスの方向に考えることができる会社に
していきたいです。プラス方向に考える一つの例として、数十年、数百年という
期間をかけて育ってきた木材に対して感謝の気持ちをもつことがあげられます。
最大の価値を生み出すように、努力を惜しまずに木材を扱うことは、一人一人の社員・
関係者にとっても、自然環境にとっても、会社にとっても、プラスの方向の考え方です。
人生や仕事の成果も、大きくなるでしょう。

「心は変えられる」「生き方」は北本事業本部の図書室に置いておきます。 

投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2013年08月30日

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://shizensozai.net/cgi/mt/mt-tb.cgi/206

コメント コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)

スパムコメント対策のため、コメント投稿時に下記の文字を入力していただく必要があります。






はじめまして、木村です。
住宅の中に木材をはじめとした自然素材を使っていただくことで、環境負荷を減らし、持続可能な社会を作る手助けがしたいと思い、このサイトをはじめました。

プロフィール日記

最近の記事
2022年6月「何とかして役に立ちたい」から道は開ける
2022年5月「新奇歓迎の基本は周囲への感謝」
2022年4月「元には戻らない」
2022年3月「誰にでもある二つの尺度」
2022年2月「めんどくさい」超えは幸せへの道
最近のコメント


(c) Copyright 木村木材工業株式会社 All Rights Reserved.
Supported by ホームページリニューアルセンター (ビジネスブログ作成)