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HOME > 社長の一言(旧常務の一言) > 2013年11月「本当の『向き合う』価値とは。」
2013年11月「本当の『向き合う』価値とは。」

今月、6年ぶりの社員旅行が行われました。今回は入社1,2年目の社員の皆さんが
幹事をつとめてくれて、準備段階から当日の旅行に至るまで、旅行参加者の皆さんに
楽しい旅行を提供すべく、実によく働いてくれました。
幹事の皆さん、そして準備にかかわってくれた社員の皆さん、本当にごくろうさまでした。
参加してくれた社員の皆さん、ありがとう。参加できなかった社員の皆さん、
次回はぜひ一緒に行きましょう。

 さて、ここ数年会社の風土改革を意識するようになってから、「向き合う」という
言葉をよく聞くようになりました。「仲間と向き合っていますか」「自分自身と向き
合っていますか」など、さまざまな場面で「向き合う」を使います。

国語辞典によれば、「向き合う」の意味は「互いに正面を見て対する。むかいあう」です。
似たことばに「行き合う」があり、意味は「互いに出あう。交差する。重なる。」です。

「行き合う」と「向き合う」の違いは、単に会って話をする場合は「行き合う」で、
話し合った結果双方の方向性が一緒になることが「向き合う」ではないでしょうか。

私は、向き合うことの本当の価値は、向き合って話し合った結果、お互いの向きが合う
ことだと考えます。「行き合う」ことで得られるものもありますが、
「向き合う」ことで得られるもののほうがはるかに大きいです。

向きが合うように話し合うことは真剣勝負の場です。むかいあって話している中で、
どうやったらお互いの向きが合うか、考えながら話し合うことが、成長につながります。
以前にも書いたように、努力は足し算、協力は掛け算です。向き合って話し合った結果、
お互いの向きを合わせることができれば、協力して、
掛け算の結果を大きくすることができます。

今年の12月は消費税駆け込み需要、木材利用ポイントの影響もあり、
どの部門でも、普段とはかなり違う仕事量が予想されます。まさに書き入れ時です。

仕事量の多いときには、お客様と向き合わなければならない時が何度も来ます。
どうやったらお客様と向きを合わせることができるかを問われます。
当社の向きとお客様の向きがなかなか合わないことも起きてきます。

そんなとき、私たちが思い出す言葉は、「現状維持は破滅である」です。

当社が現状を維持しようとして変わらずにいたのでは、お客様から支持されなく
なってしまいます。お客様の向きと当社の向きが合うまで、向き合って話し合いを
続けることが「向きが合う」本当の価値を産みます。

向き合うには勇気が必要です。向かい合って話していても、無機質に話していたのでは
「向きが合う」ことはまずありません。勇気をもって有機質に話すことが必要です。

私たちが扱う木材は、炭素を含む有機物です。炭素を含むから、ぬくもりを感じます。
逆に、炭素を含まない無機質の材料には、ぬくもりが感じられません。

私たちは有機質な木材を扱っているのですから、材料だけでなく、話し合いも
有機質にして、「向きが合う」本当の価値を求めていきませんか。
社内で有機質に話し合い、お客様と「向きが合う」方向に向け、
「やってよかった」と思える会社になりましょう。

投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2013年11月30日

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