自然素材ブログ
自然素材ブログ トップページ 材種の単価 社長の一言(旧常務の一言) お見積もり お問合せ 本社HPへ
はじめての方へ
お知らせ
住宅に自然素材を使おう
材種の単価
社長の一言
Q&A
リンク集
会社案内
にほんブログ村 住まいブログへ

特定商取引に関する法律に基づく表記
HOME > 社長の一言(旧常務の一言) > 2014年2月「やってよかった」と思える仕事を増やしたい。
2014年2月「やってよかった」と思える仕事を増やしたい。

今月は、2週続けて記録的な大雪が降りました。
山林環境緑化部では、雪が深くて伐採現場に入れない状況が
続きましたし、埼北営業所の一部建物が損傷しました。
それでも、すみやかに営業が再開できたのは、
自発的に除雪に動いてくれた社員・関係者の皆さんのおかげです。
会社だけでなく、地域の除雪を手伝った人も多かったでしょうし、
慣れない除雪で身体を痛めた人も多いと思います。
皆さんの自発的な気持ちから出た動きで、
大雪の被害を小さくできたことに心から感謝します。
ありがとう。

 今月初めに佐賀市へ行って、私の妹夫婦の家で行われた
上棟式に参加してきました。妹夫婦の家には、工務店さまに
ご配慮をいただき、当社から杉・桧の造作材を
納入させていただきました。

 当社の材料が現場でどのような評価を受けるかが
私の最大の関心事だったのですが、現場の大工棟梁に
「いい材料を送っていただきありがとうございます。
使うのがもったいなくなるくらいです」と言っていただき、
嬉しかったとともに、正直ほっとしました。

 私が嬉しかったのは、工務店さまが材料の質だけでなく、
当社の仕事全体を評価していただいたことです。
先月の年初会でもお話ししましたが、
窓枠の長さを2m、3m、4mで発注をいただき、
現場で窓の大きさにあわせて切りまわす予定だったのに対し、
平面図から窓の大きさを読み取り、
当社で実際に使う長さにカットして、
窓ごとに梱包する形での納入を提案しました。
提案を受け入れていただき、
実際に窓ごとに梱包して納入したところ、
現場でご好評をいただきました。
大工棟梁からは、「このやり方、続かないかな」と
言っていただいたほどです。

当社の方針は「木材の最大有効活用を目指す」です。
長い材料を現場で切って使うのではなく、
実際に使う長さで材料を納入することによって、
短い材料でも使えるようになり、
使える材料の割合(歩留り)を増やすことで、
仕事を通じて資源の有効活用に貢献することが当社の使命です。
今回の窓ごとに梱包する提案も、方針に沿ったものです。

当社の提案が妹夫婦の家で好意をもって受け入れられたのを聞いて、
私は「長年この仕事をやってきて本当によかった」と心底思いました。
当社から納入した造作材が妹夫婦の家で使われつづける限り、
家を建てた時の記憶が、家の中でずっと生き続けます。
しかも、当社の方針が受け入れられて、資源の有効活用に
貢献した形で生き続けることは、当社にとって、とても意義のあることです。

妹夫婦の家に造作材を受け入れていただいた工務店さま、
そしてこの仕事に関わってくれた全ての関係者に心から御礼申し上げます。
ありがとうございます。

私は今回の体験を通じて、社員・関係者の皆さんに「やってよかった」と
思ってもらえる仕事を増やしたいと思うようになりました。
私自身がいい思いをさせてもらえたならば、社員・関係者の皆さんにも、
「やってよかった」という思いをしてもらえる仕事を増やすことが、
私にできることだと思うからです。

「やってよかった」と思える仕事とは、「ありがとう」といわれる仕事です。
周囲に「ありがとう」という人のところには、「ありがとう」が集まります。
いいところをみて、「これ、いいじゃない」という人のところには
「これ、いいじゃない」が集まります。
つまり、自分の話す言葉は自分に返ってくるのです。

まずは小さなことでも、いいと思うことを見たり聞いたりしたら、
「ありがとう」「これ、いいじゃない」ということから始めませんか。
私も、「ありがとう」「これ、いいじゃない」を数多くいうことから、
「やってよかった」と思える仕事を増やしていきます。     

投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2014年02月28日

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://shizensozai.net/cgi/mt/mt-tb.cgi/214

コメント コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)

スパムコメント対策のため、コメント投稿時に下記の文字を入力していただく必要があります。






はじめまして、木村です。
住宅の中に木材をはじめとした自然素材を使っていただくことで、環境負荷を減らし、持続可能な社会を作る手助けがしたいと思い、このサイトをはじめました。

プロフィール日記

最近の記事
2022年6月「何とかして役に立ちたい」から道は開ける
2022年5月「新奇歓迎の基本は周囲への感謝」
2022年4月「元には戻らない」
2022年3月「誰にでもある二つの尺度」
2022年2月「めんどくさい」超えは幸せへの道
最近のコメント


(c) Copyright 木村木材工業株式会社 All Rights Reserved.
Supported by ホームページリニューアルセンター (ビジネスブログ作成)