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HOME > 社長の一言(旧常務の一言) > 2014年4月「肯定から入るか、否定から入るか。」
2014年4月「肯定から入るか、否定から入るか。」

今日は決算日、一年の区切りの日です。今期の業績は下半期から明らかに回復傾向に
なりました。社員・関係者の皆さんが黒字化を目指して日夜奮闘した結果が出始めて
いることに心から感謝します。ありがとう。

さて、皆さんは人の話を聞くとき、物事を考えるときに、肯定から入りますか?
それとも、否定から入りますか?

何を見ても、何を聞いても全てにおいて否定から入り、マイナス思考から入らないと
気が済まない人をよく見かけます。たとえば、
「あの人はダメだ」「それはうまくいかない」「将来に希望が持てない」
といった口ぐせのある人です。

なぜマイナス思考から入るのか?それは、その人にとって他者を否定することが気持ち
よく感じられるからです。他者を否定すると、一瞬ですが自分が偉くなったような錯覚に
陥って酔うことができるからではないでしょうか。もちろん、本人は無意識のうちに
否定から入っていることが多いです。だからこそ、なんの得にもならない
(それどころか毎日損をしなければならない)マイナス思考から入る考え方を
持ち続けるわけです。
 
人間の本質は、よほどできた人でない限り否定から入ります。私もそうです。
肯定から入ることを意識しない限り、否定から入るようになっていると言えます。

その一方で、数は少ないですが、肯定から入る人もいます。
「あの人はすばらしい」「将来が楽しみだ」「よくなる可能性がある」といった
口ぐせのある人です。

肯定から入る人は、周囲からも肯定されやすくなります。
世の中の大半が否定から入る人の中で、肯定から入る考え方の人は
希少価値があります。否定から入る人が一瞬の気持ち良さを味わうのに対し、
肯定から入る人はその場では気持ち良さを感じなくても、後に
長い期間にわたって気持ち良さを感じることができます。

しかし全ての人が肯定から入る考え方で暮らしているかというと、そうではありません。
知るは易く行うは難しで、肯定から入ることは、自分を一段下に
下げて話すことになります。慣れていないと、話すときに抵抗を覚えるのです。
他者を認めるということは、自分が見下されているように感じてしまうことがあります。
実際には、そうでもないのですが。

肯定から入る考え方でいると、常に物事や人のよいことを見つけるようになります。
よいことを見つけようとする心構えで生きていれば、
自らの、他者の、未来の可能性の芽を見出すことができます。
反対に否定から入って、常に悪いこと、あら探しばかりでは、
自らの、他者の、将来の可能性の芽を摘んでしまうことになりかねません。

肯定から入る考え方で生きる人のほうが得をすることは誰にでもわかることでしょう。
肯定から入って可能性の芽を見出すか、否定から入って可能性の芽を摘むか、
入口の差は小さくても、長い間には積み重なって大きな差が出てきます。

皆さんはどちらがいいですか? もちろん、肯定から入ったほうがいいですよね。

肯定から入る考え方を身につけることは、さらに業績をよくする方向に向かいます。
知るは易く、行うは難しですが、意識して努力すればできることです。
私も含め、一人でも多くの社員・関係者が肯定から入る考え方を身につけて、
来季はさらに業績を回復させましょう。 

投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2014年04月30日

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