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HOME > 社長の一言(旧常務の一言) > 2014年8月「『見通し』を良くするには。」
2014年8月「『見通し』を良くするには。」

私事ですが今週月曜日に蜂に刺されました。既に腫れはひきましたが、
自分が蜂に刺されてみて、山林環境緑化部の伐採現場で時々聞くスズメバチに
攻撃されたらどんなに怖いだろうかとつい想像してしまいました。
山林環境緑化部の皆さんだけでなく他部門の社員・関係者の皆さんも、
蜂には十分気を付けてください。

私は8月初めの北本事業本部での朝礼で、工場構内と社員・関係者用駐車場を
つなぐ土地にあった材料を一掃すると話しました。
その時点ではかなりの量が残っていたのですが、
今日までに材料はほぼ一掃されました。
これも北工場、南工場の皆さんに手伝ってもらったおかげです。
材料が一掃されて有言実行ができ、正直ほっとしています。ありがとう。

 私が材料を一掃しようと考えたきっかけは、「長期間使われずにいる
材料を使えるようにすれば、在庫を回転させて新しい材料を使わずに
済むようになり、全体の歩留りを上げることができる」と考えたからです。
既に材料を使い始めていますが、予想通り新しい材料を使う機会が減り、
在庫が回転するようになりました。

 実際に材料が一掃されると、在庫が回転しただけでなく様々な変化が出てきました。
その一つは、見通しがよくなり置場の景色がすっきりしたことです。

私は毎朝社員・関係者用駐車場のロープを外してヘイワールドさん側から工場構内に
入るときに、長期間置いてあった材料が減っていくにつれてへイワールドさん側からの
工場の景色がすっきりしていくのを見るのが楽しみです。駐車場から歩いて出勤する
皆さんも、おそらく同じ気持ちだろうと思います。
 長期間動かない材料が屋外に置かれ、しかも材料の量が増えていくと、いつまでこの材料を置いておくのだろうか、本当に使うのだろうかという気持ちになってしまいます。
それが実際に使われ、置場がすっきりしていくと、実際の視界だけでなく、心理的にも
将来に期待が持てる、言い換えると先が見通せるように変わってきます。

そして、材料が動いたことにより、空いた土地を何に使おうかという発想が出てきます。
材料が置いてあるときには「どうやってこの材料を動かそうか」という発想しか
出てきませんでしたが、実際に土地が空いてくると「この土地、何に使おうか」という
発想に変わります。「こんな使い方がいい」というアイディアがあったらぜひ私に教えてください。

社外の人にとっては、ヘイワールドさん側から見る当社の景色こそが「表」です。
長期間動かない材料が置いてあり乱雑だった「表」の景色が一変し、すっきりしたことは、
当社のイメージが良い方向に変化することにもつながると期待しています。

 材料置場の片隅に長期間使われない材料が置いてあることは、
会社全体からみたら小さなことかもしれません。しかし、一事は万事です。
会社の将来に対して閉塞感を産む原因は、手をつけて変えます。
小さいことができない会社に、大きなことはできません。

「きれいな職場は安全です!」というポスターが北本事業本部の事務所に貼ってあります。
私も同感です。整理整頓はこれから会社を変えていくための最低限の必要条件です。
整理整頓だけで会社が良くなるわけではないですが、整理整頓ができない会社に
その上は望めません。整理整頓ができれば、安全面も向上しますし、
空いたスペースを活用して会社の将来に役立てることもできます。

会社の将来に対して「見通し」を良くしたい。その一環として、整理整頓を進めます。
引き続き皆さんの協力をよろしくお願いします。

投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2014年08月29日

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