今月12日に建設埼玉さま主催の住宅講演会に講師として招かれ、『木材を「見せる」
住宅のすすめ』として約2時間の講演を行いました。講演後にいただいたアンケートには、「友人・知人に話したくなる話でした」「今日のような内容でまた聞きたい」「もう一度
みんなに聞かせたい」といった好意的なコメントが数多く記されていました。
講演をやってよかったと心底思えるコメントを多数いただき、ありがとうございます。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。
今回の講演依頼を約3か月前にいただいたときには、少なからず驚きました。2年前に住宅講演会でお話しした講演内容が評価されたことは嬉しかったですが、2年前とは違うテーマで2時間の講演ができるだろうか?と思ったのが正直なところです。
講演依頼をいただいた時、私は講演会会場(クレアこうのす小ホール)に立って聴衆の前で話す自分を想像しました。講演が終わって降壇する時に客席から大きな拍手が起きる光景を想像することができるかどうかが、講演の成功を決めると思ったからです。
聴衆の皆さんにとって役にたつ話が私にできるだろうか?と考えたとき、前回講演後の
2年間にあった出来事の中に、講演の話のタネとして使える話がいくつかあったことに
気づきました。「この話をすれば、聴衆の皆さんの役に立つし、主催者の意向にも合う」と
思えるようになり、降壇時に拍手をいただけるいいイメージが浮かびました。
あとは描いたイメージ通りに準備を進めるだけ・・・と書けば格好は良いのですが、
2時間の講演内容を組み立てる準備には、かなりの時間がかかります。
時間のかかる作業はつい後回しになりがちです。それでも、「聴衆の皆さんに喜んでいただける話ができる」といういいイメージがもてたおかげで、講演の直前までかかりましたが、無事準備作業は終わりました。どうやったら聞く人に喜んでいただけるかを考えながらの準備は、時間はかなりかかりましたが、楽しかったです。
講演を終えた直後に楽屋で気づいたのですが、私にとって今回の講演は今年の集大成でした。主催者の建設埼玉さんには良い成長機会をいただきました。ありがとうございます。
今回の講演を成功裏に終えることができたのは、「講演、がんばってください」「期待しています」といって励ましていたたいた皆さんや、講演の準備に時間をかけている私に配慮してくれた社員の皆さん、そして当日講演を聞きにきてくれた社員の皆さん、快く社員を講演会に送りだしてくれた部門長の皆さん、ほかにもたくさんの人に応援していただいたおかげです。ありがとう。皆さんのおかげで無事講演を終えることができました。
今回の講演に限らず、「いいイメージをもてるかどうか」は仕事の成否を大きく左右します。日常の仕事の中で、「こうなったらいいな」と思う場面は誰にでもあるでしょう。それがその人にとっての「いいイメージ」をつくる材料になります。「いいイメージ」がすぐ
浮かぶ場合もありますが、一朝一夕にできるものではないことがほとんどです。
社員・関係者の皆さんがどうやったら「いいイメージ」をもって仕事をする会社になれるか。まずは、何が自分にとっての「いいイメージ」なのかを私自身が考えて社員の皆さんの前で話して、皆さんにとって「いいイメージ」を考える材料になればと思います。
今年一年間、「社長の一言」を読んでいただきありがとうございます。
2015年が読者の皆さんにとって良い年になりますように。
投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2014年12月27日
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