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2015年6月「とくい」で「ぼうがい」。

今日は当社の決算申告日です。正直に書きますが、今回の決算も思わしくない結果に終わってしまいました。私自身も少なからずショックを受けましたし、社員・関係者の皆さんにただただ申し訳ないという気持ちでいっぱいです。

 この「社長の一言」は、書いた時点での私の感情をそのまま表し、私の内面を出して
これまでずっと書いてきました。この業績でも書き続けるのかと思う人もいるでしょうが、
この業績だからこそ、書いて自分の内面を出し続けるのが私のやり方です。

 業績不振の一番の原因は私自身の業績回復に対しての熱意が足りなかったからです。
業績回復のためには、会社のありたい姿をつくり、具体的な目標を定め、月ごとに数字を公開し、社員・関係者の皆さんに「今会社はここにいる。将来ここを目指すのだが現状は
これだけ離れているので、そのためにはこうしよう」という道筋をたてることが一つの方法ですが、会社のありたい姿をつくるのも、月ごとの数字をつくるのも、具体的な目標を定めるのも、私にとって得意な分野ではありませんでした。当社にはまだまだ資産がありますが、それは理由にはなりません。

自分の志向に合うものには自然と接する機会が増えます。特にインターネットに代表される情報量の多い社会においては自分の志向に合う情報がたくさん入手できますからその傾向はますます強まります。そうすると、自分の志向に合う情報だけを入手して、それ以外の情報を避けようとするようになります。

得意なものについては無意識のうちに接する機会も、使う時間も長くなっていきますから、苦労した感じはもたないものです。一方、得意でないものに対しては意識しない限り接する機会がないですし、使う時間も短いですから、自然と気持ちが離れていきます。

得意でないものには、3倍の気持ちを使ってちょうど同じぐらいになるといいます。いいかえれば、「特異」な気持ちが必要だということです。もちろん、慣れないこと、違和感のあることをするわけですから並大抵のことでは続きません。
 
今の事態を打開するには、私自身が業績回復に対して「特異」な気持ちを持つことです。
「特異」な気持ちを続けようとすると、必ずといっていいほど自分の内面や周囲から
妨害する意思や言葉が出てきます。普段やろうとしないことをやるのですから妨害が
出てくるのは当たり前ですが、妨害に負けない強い意志があってこそ、業績の回復が見えてきます。

ベストセラーになった「嫌われる勇気」には、「誰からも嫌われない人生はあり得ない」
と書いてあります。私もその通りだと思います。一番向きあうべきは自分の心情です。

「特異」な気持ちを続けているうちに、自然と「得意」になることはあり得ます。
そうなれば「望外」の喜びです。それまでに「妨害」はたくさんあると思いますが、人間一人では弱いものです。周囲に支えてくれる仲間がいるかどうかで、強い意志を持ち続けられるかどうかは大きく変わります。ですから、業績回復に「特異」な気持ちを持つ人を一人でも増やしたい。共通の認識をもてるまで、情報の共有を進めます。

自分自身の内面、そして周囲からの「妨害」に負けずに、いまの自分よりも前に進もうとすることにこそ、価値があります。前に進もうとする姿勢を続ければ、その先に予想外の業績回復という「望外」の喜びがあると信じて進むこと。ただそれだけに集中すること。
それが今私のやることです。

投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2015年06月30日

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