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HOME > 社長の一言(旧常務の一言) > 2016年2月「使いきる。」
2016年2月「使いきる。」

2月も今日で終わります。風邪が流行している中でも、毎日体調管理をしっかりして
働いている社員の皆さんに感謝申し上げます。うがい、手洗いを徹底して、身の回りで風邪が流行しても自らは風邪をひかない体調管理を、引き続きよろしくお願いします。

さて、今月は「使いきる」をテーマに取り上げます。「木材の最大経済活用を目指す」
方針のもとでは、目の前にある一本の樹木や一丁の材料からどれだけ有効な部分を取りだせるか、言い換えるとどれだけ使いきれるかが、私たちの仕事の本質です。

 実際に樹木や材料に手をかけて使いきった時には、達成感があります。この達成感はとてもすがすがしいものですが、材料を使い残しているうちは味わうことができません。自分の持っている知識・技量を全部出し、樹木や材料を使いきってはじめて得られるものです。

初めて経験する仕事に取り組むときには、今までの経験が使えないことがよくあります。そうすると、いままで自分が使っていなかった知識や技量も使って、取り組むようになります。初めて経験する仕事はすぐ結果が出るものだけではありません。結果が出るまでに時間がかかるものもありますので、初めて経験する仕事に取り組むと、自分の忍耐力が試されます。でも後で振り返ってみたら仕事の幅を広げることにつながり、成長できてよかったと思えることが多いものです。

普段から目の前の仕事に自分のもっている知識や技量を出し切っていれば、結果として成長実感を味わうことができます。
余力を残して自分の知識・技量を全部出し切らないほうが得だと思う心理は誰にでもあります。でも長い間には普段から出しきろうとする人と、余力を残して取り組む人とでは大きな差がつくものです。人生を振り返ってみたときに、やってよかったと思うことはあっても、やらなくてよかったと思うことはまずありません。

材料を使いきる、仕事をやり切るために、自分のもっている知識や技量を出しきるためには、仕事に対して何をすればいいか、ある程度会社から求めることが必要です。求められていなければ、何をしていいのかがわかりにくいですし、何をすれば良いのかの判断基準があいまいになるからです。

正直に書きますが、これまで私は仕事の内容について求めることをほとんどしませんでした。社員の皆さんの自主性を尊重すると書けば聞こえはいいですが、実際には求めてこなかったために、何をすればいいのかがわかりにくい状態を社内につくってしまったことは私の反省点です。

これからは、明確に仕事の内容について求めていきます。会社が皆さんに提供できるものは賃金や待遇だけではなく、達成感や成長の実感です。

 「使いきる」ために出しきる。出しきろうとする気持ちを後押しする環境をするために明確に求めていく。ここから会社を変えていきますのでよろしくお願いします。

投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2016年03月01日

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