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HOME > 社長の一言(旧常務の一言) > 2017年12月「悔しい思いこそ成長のもと」
2017年12月「悔しい思いこそ成長のもと」

今年は今まで長年動かなかったものが動いた年でした。北本事業本部が毎月第4土曜日に行う一斉清掃を一年間続けた結果、長年放置されていた側溝がきれいになり、草が生え放題だった置場はすっかりきれいになって材料を置く場所が広がりました。これも皆さんと一緒になって続けてきた結果です。皆さんと一緒にやってきてよかった。ありがとう。

私自身の今年を振り返ってみると、仕事で悔しい思いを何度もしました。いままでに経験したことのない分野の仕事を受けて失敗したこともありましたし、扱ったことのない商品を扱ったために失敗したこともありました。また、自分が図面上で「障子枠」の表示を見落としたために現場に再度障子枠を納入しましたし、自社で対応できない加工の仕事を他社に取られたこともありました。

世の中の変化が速いので、お客様の要望もどんどん変わってきています。いままでにやったことのない、前例のないことが今年も仕事上でたくさん出てきました。

前例がないから、どうなるかわからないからやらないという姿勢ではどんどん世の中から立ち遅れていきます。社内で一人「できない」と言ったら会社全体が「できない」と言っていることを意味します。まずはやってみようという姿勢こそが大切だと考えて、私はいままでにやったことのない分野の仕事も受けてきました。

 今までにやったことのない仕事ですから、当然失敗もしますし悔しい思いもします。
悔しい思いをするたびに、萩本欽一さんではありませんが「なんでそーなるの?!」と
私も思いました。しかしその一方で「失敗経験があることは恥ではない。次に生かせば失敗しない人よりも良い」と自分に言い聞かせて、「次に同じ状況がきたらこうしてみよう」と考えるようになりました。その後、実際に同じ状況が起きたときに、図面上にお客様の指示にはなかった障子枠があると指摘して認めていただき、お客様の損失を防ぎました。

 実は、失敗して悔しい思いをすること自体は悪いことではありません。悔しい思いをしたときに「次はこうしてみよう」と考えて実行することが成長のもとになります。

 スポーツで連覇が難しいといわれるのは、前年優勝できなかったチームが悔しい思いをして「次はこうしてみよう」と考えて実行して成長するのに対し、前年優勝したチームは
「またいい思いをしたい」と考えるからです。前年悔しい思いをしたチームのほうが
より強い思いをもって動くことが、連覇が難しいといわれる理由です。

 人間、失敗は誰でも避けて通りたいものです。しかし、避けて通るだけでは成長はありません。いい人生には成長した実感を味わうことが不可欠だと私は考えます。成長実感の
もとは、実は悔しい思いにあります。これからさまざまな変化がおきて今までになかったことがたくさんでてくるでしょうが、「悔しい思いは成長のもと」と考えていただければ
社員・関係者の皆さんの人生も明るくなります。

今年一年、ありがとうございました。来年が皆さんにとってよい一年になりますように。

投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2017年12月29日

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