今月18日のスタートミーティングで5つの行動規範をお話ししました。①時間を守る ②問題に気づく ③礼を正す ④器量を広げる ⑤良心に従う の5つです。5つの行動規範は、社員・関係者の皆さんによい人生を送っていただくために、ぜひ身につけていただきたい基本的な行動の考え方です。
人間の最大の喜びは「あてにされる」ことです。この人はしっかりやってくれると思う人は、信用を得て世の中であてにされます。5つの行動規範は「あてにされる」人になる姿勢でもあります。
行動規範に沿って行動していると、一時的には使われるばかりでいったい何をしているのかと思ってしまう人もいるでしょう。しかし、長い目でみれば信用を得る姿勢のほうがはるかによい人生になります。なぜなら、礼を正して人の話を全身で聞く人のもとには、自分では想像しなかったような依頼が来るからです。いただいた依頼に対して誠実に対応すれば、自然と器量が広がってきます。
世の中にはあてにして利用するだけの人が確かにいます。その一方であてにして信頼して任せてくれる人も少なからずいます。その場面では損したと思うかもしれませんが、人生を通して、そして子孫の代まで考えてみれば、信頼を得てあてにされる人生のほうがはるかに良い人生ではないでしょうか。目先は不都合であっても将来の好都合につながる姿勢をあきらめずに続ける。自分に厳しく、自分を律する人は周囲から「あてにしたい」と思われます。
社員の皆さんと接していると、「いい性質をもっているな。いい行動をしているな」
と思うことがよくあります。本来持っている性質を生かして、よりよい人生を送ってほしいという気持ちをこめて、行動規範を定めました。
「あてにされる」人が集まれば、「あてにされる」会社になります。私たち社員・関係者の皆さんが行動規範を実践して、よい会社になり、皆さんの人生が良くなることを心から願います。
投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2018年05月31日
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