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2018年11月「本当に掃きたいものは?」

落ち葉がたくさん落ちる季節になりました。北本事業本部が面している道路に落ちている落ち葉を掃いていると、掃いたそばから落ち葉が落ちてきて朝掃いた場所が昼にはすっかり落ち葉で埋め尽くされてしまう今日この頃です。

落ち葉の量と落ちている範囲の広さを見て、「こんなにあるのか」と思うことがよくあります。それでも掃きつづけて全部きれいになると、「こんなにきれいになったのか」と清々しさを実感できます。掃除はやった効果が自分の目で見えます。

 どうせ落ち葉で埋め尽くされるのなら掃いても意味がないと思う人もいるでしょうが、私はそうは思いません。何度も何度も埋め尽くされる場所を掃除し続けていると、だんだん自分の気持ちが落ち着いてくるからです。

 実は、私が本当に掃きたいものは落ち葉でもゴミでもなく、人の気持ちです。人の気持ちは見ているもの、聞いているものに影響されます。気持ちを直接ほうきで掃くことはできませんが、自分の周囲を自分の手できれいにすることによって、掃除をした本人だけでなく、見ている人の気持ちを穏やかにすることはできます。

 スマートフォンやインターネットの発達で情報量が飛躍的に増えて世の中が便利になると、個人が扱う情報量も飛躍的に増えます。仕事の内容も今までよりも高度になり、長期にわたって頭も気も使う仕事が増えてきます。そのときにいかに平常心を失わずに心穏やかに落ち着いていられるかが大切です。

日頃周囲に感謝する心をもっていても、平常心を失ってしまえばその場の感情に支配されてしまいます。世の中が高度になっていくにつれて平常心を保つための忍耐が求められる場面はますます増えていきます。

私に与えられた運命のなかで、いかに心穏やかに生きられるか。人を恨んだり妬んだりせず、どれだけ心安らかに生きられるかが、幸せになれるかどうかを決めていきます。

 周囲をきれいにすることによって、自分自身の気持ちを穏やかにしていく。
日常は薄い紙の積み重ねですが、薄い紙も積み重ねていけばやがては大きな差になると信じて疑わずに続けていけば、与えられた運命のなかで、心穏やかに生きることはできます。社員・関係者の皆さんにも、心穏やかに生きていただきたいと心から願います。 

投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2018年11月30日

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