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2018年12月「不便への気づきを成長の種にする。」

今年も私たちの手で1年間一斉清掃を続けました。今年は外周だけではなく工場内の清掃も、時には埃まみれになりながら行いました。一昨年よりも昨年、昨年よりも今年、少しずつですが会社の中がきれいになってきていると感じます。
これも一斉清掃を続けてきた皆さんのおかげです。ありがとう。

始業前から通路の落ち葉を掃く人、休日に側溝の掃除をしていただいた人、草が生えないように面倒をみてくれた人など、一斉清掃のとき以外にも気づきから生まれた自発的な行動が徐々に増えているのを見ると、嬉しくなりますし、一斉清掃を続けてきて本当によかったと心の底から思います。

掃除がよいことだとはわかっていても、自分のやることではないと思う人はいます。社長のやることではないという声も聞きます。それでも一斉清掃を続けているのは、私は掃除こそが会社を変える大切な仕事だと思っているからです。

今年定めた当社の行動規範は「時間を守る 問題に気付く 礼を正す 器量を広げる 良心に従う」です。掃除をしていると、無駄や不便などの気づきが生まれます。その気づきをどう生かすかが私たちの人生を大きく変えます。
無駄や不便などへの気づきに対する対応は人によって4つに分かれます。
1つ目は、不便への気づきを工夫もせず、そのまま放っておく人。
2つ目は、不便への気づきに愚痴を言うだけの人。
不便への気づきに何の努力もしない人にとって、不便への気づきは不満の種です。
3つ目は、部下や社員に命じて不便への気づきを解消しようとする人。会社のせいにする人も含みます。自分は何もせず、人にやってもらおうとする人です。
そして4つ目は、自分自身で不便への気づきをどう克服できるかを考えて、工夫、改善していく人です。不便を不便のままにしないで、自分でどうにかよくしようとする人にとって、不便への気づきは成長の種です。

私たちが目指す姿は4つ目の不便への気づきを成長の種にする考え方です。
平凡なことをおろそかにする会社が大きな成果をあげることはありません。まず自分の目の前にある気づきを実際の行動につなげて積み重ねると、長い間には大きな力になります。その気づきを産むのが清掃です。

一斉清掃にも改善の余地があります。来年はより多くの人が清々しさを感じて、埃を取り除いた跡に見える「誇り」を感じ、気づきが生まれて成長の種にできるようにすすめていきます。

今年一年ごくろうさまでした。皆さんにとって2019年が良い年になりますように。

投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2018年12月29日

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