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2019年7月「底力。」

夏は草が生えるのが速いです。ついこの間小さい草だったのにと思った場所が草ぼうぼうで埋め尽くされてしまうことはよくあります。コンクリートの割れ目や舗装の境目から次々と生えてくる草をみると、よくこんなわずかな隙間から生えてくるなあという生命力の強さを感じる反面、ついこの間草をとったばかりなのにとも思います。

私は生えてくる草をみると人の気持ちを連想します。人の気持ちは見ているものに影響されます。伸び放題の草を放置することは、勝手気ままに生きればいいんだと思う人の気持ちを放置することにつながります。

社内で草を見たときには取る。もちろん当社の面積を考えると私一人で草をとったところで全部の草が取れるわけではありませんが、自分自身で「やっておいてよかった」と思えればいいですし、毎日少しずつでも範囲を拡げていければいいと思っています。

実際には社内を草ぼうぼうにしてはいけないと思って行動し続けてくれている社員の皆さんのおかげで、当社の社内で草ぼうぼうになっている場所はごくわずかで済んでいます。ありがとうございます。

今回の組織変更で変化への対応に苦心している人も多いと思います。今回の変化で問題がたくさんでてきていますが、問題そのものに近づいて初めて、問題の本質が明確になります。まずは何が問題かを知ることが問題解決の第一歩です。その点、掃除をすることで気づきが生まれ、問題がよく見えるようになるのがやり続けている理由です。

これからの世の中で生きていくために、私たちに必要なものは「底力」だと考えます。
底力をつけるには自分を磨くことから始まります。私は、自分を磨こうとするなら掃除を実践するのが役に立つと思ってやり続けています。

いやしいことをしていない。正々堂々とやっていける。失敗を避けて通らない。失敗から学ぶ。そういう姿勢を続けることが真の底力を付けるのではないでしょうか。

自分の良心に従っているか。時間を守っているか。問題に気付いているか。礼を正しているか。器量を広げようとしているか。全て底力に結びつく話です。

目の前を見るか、3年後・5年後・10年後をみるか。どれだけ遠くをみられるかが判断の成否を分けると思っています。

私も含めて、社員・関係者の皆さんには成長して底力をつけていただきたい。成功の反対は、何もしないことです。行動しなければ失敗もない代わりに、成功を手に入れることもありません。

ひとつになって取り除かれると見えてくるものがあります。人のせいにはできないからです。いや、正確には自分のせいではない物事は数多くあります。ただ、自分のせいではないから知らないという「他責」ではなく、その状況を変えるために自分に何ができるかを考えて行動するのが本当の「自責」です。

本当の「自責」を考えて行動する人が一人でも多くなることを期待しています。

投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2019年07月31日

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