ラグビーワールドカップ2019で日本がアイルランドに勝ちました。ワールドカップ史上最大の番狂わせといわれるほどの勝利は、勝ちたいというメンタリティーと勝てるという自信が一番、全体的に一人一人の役割を果たせたことが勝因と報道されました。
私たちの日常の仕事ではラグビーのようにはっきりとした勝敗があるわけではありませんが、「成功させたい」という強い気持ちと「これでいける」と思える自信、そして全体的に一人一人の役割を果たすことができれば、良い結果が出るのはごく自然です。
では、「成功させたい」という強い気持ちを育てるにはどうしたらよいでしょうか。私は、周囲に感謝する気持ちを持ち続けることが「この仕事を成功させたい」強い気持ちを育てると考えます。
誰もが自分がよくなるために行動したいという気持ちをもっています。その反面、自分に対しては妥協しやすいのも事実です。人のため、周囲のために感謝する気持ちを持ち続けると、簡単には妥協しなくなります。その結果、自分がよくなるために行動したいという人よりもはるかに強い「成功させたい」という気持ちを育てます。
次に「これでいける」という自信を育てるには、目の前の仕事に集中することだと私は考えます。目の前の仕事に集中しているときに雑念は沸きません。どうやったらこの仕事をよりよくできるだろうかという気持ちで仕事に集中していると、ある日突然
「もしかして、このやり方ならよくなる?」という気づきが生まれるものです。
仕事に集中する気持ちが「これでいける」という自信を育てます。
一人一人が役割を果たしたのは、「勝つための戦略」が日本代表チーム全体に徹底していたからです。戦略はチーム全体に伝わって納得してもらって徹底されてこそ価値があります。当社に不足しているのは説明だと感じます。今後、何度も説明する場面がありますが、徹底のためには必要なことなのでよろしくお願いします。
「成功させたい」という強い気持ちと「これでいける」という自信、そして一人一人が自分の役割を果たす。これができれば当社でも良い結果が出せます。
ラグビー日本代表のワールドカップでの健闘を心から期待するとともに、当社の今後に良い結果を出すために皆で行動しましょう。
投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2019年09月30日
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