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HOME > 社長の一言(旧常務の一言) > 2019年11月「お役に立つ」から、「意味がある」へ。
2019年11月「お役に立つ」から、「意味がある」へ。

一昨日、熊本で開催された熊本大学教育学部 田口浩継教授の講演会を聴きました。田口教授はサービス精神が旺盛で、盛りだくさんの説明用道具を持参していただき、
どうやったら木材の良さが伝わるかについて熱心に講演をしていただきました。

田口教授には中学校で技術家庭科を教えていた経歴があり、木材の良さを伝えるために使う説明用道具はご自身の手作りです。どうやったらわかりやすく表現できるかをひたすら追求した結果編み出された数々の説明用道具は説得力満点でした。

私も木材の良さの伝え方について知らなかったことが数多くありひたすら驚きの連続でしたが、私が一番うれしかったのは講演会に参加した皆さんの満足した様子を見て、田口教授の講演会の発案者として「してあげる幸せ」を感じられたことです。

幸せには「してもらう幸せ」「できるようになる幸せ」「してあげる幸せ」の3つがあり、「してあげる幸せ」を感じるようになるとどんどん人生がよくなります。その機会を与えていただいた田口教授に心より感謝申し上げます。

これまで、私は「(周囲の)お役に立つ」を人生の中心に考え、どうやったら周囲の役に立つだろうかという考え方を善としてきました。しかし、モノに満ち溢れた現代は
ガラケーで競ってきた国内の携帯電話メーカー各社がiPhoneの出現で一蹴されてしまったように、お客様のお役に立つだけではなく、お客様にとって意味があると思われる会社だけが支持される時代になってきています。

「お役に立つ」を超えて、「意味がある」と思ってもらうためには試行錯誤を続ける
気力と、試行錯誤を応援できる周囲の雰囲気が欠かせません。

私は 試行錯誤をする人 すぐ結果の出ない人 目先のためではなく
将来のために 自分だけのためにではなく まだ見ぬあとからくる人のために
やっている人を輝かせる会社にしていきたい。

「お役に立つ」会社から「意味がある」と思われる会社になる。
お客様にとって存在する「意味がある」会社は、私たち社員・関係者にとっても
「意味がある」会社です。

「私たちにいまできることは、試行錯誤する人、やってみる人を応援することです。先に自分を良くしようとすると、周囲が悪くなることはよくあります。しかし、先に周囲を良くしようとする人は、結果として自分がよくなります。この順番が大切です。

「意味がある」会社になり、近い将来、社員・関係者の皆さんが「してあげる幸せ」を感じられる会社にする。それが私のやりたいことです。

投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2019年11月29日

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