自然素材ブログ
自然素材ブログ トップページ 材種の単価 社長の一言(旧常務の一言) お見積もり お問合せ 本社HPへ
はじめての方へ
お知らせ
住宅に自然素材を使おう
材種の単価
社長の一言
Q&A
リンク集
会社案内
にほんブログ村 住まいブログへ

特定商取引に関する法律に基づく表記
HOME > 社長の一言(旧常務の一言) > 2020年10月「感度を上げ、指向性を研ぎ澄ます。」
2020年10月「感度を上げ、指向性を研ぎ澄ます。」

我が家の食卓にはテレビがありません。テレビを見ながら食事する習慣がないかわりに毎朝AMラジオでNHKラジオ第1放送のニュースを聞いています。AMラジオには指向性があり、アンテナ(ラジオ本体に内蔵されていることが多い)を送信所の方向に向けると受信感度が上がります(障害物の影響で違う方向になる場合もあります)。

人の気持ちにも指向性があります。人の気持ちの指向性は自分の関心があるコトに引き寄せられます。一番の関心事は自分にとって利益になるかどうかです。ただ、一口に利益といっても目先の利益もあれば将来の利益もありますし、自分だけの利益もあれば周囲が利益を得た結果自分が利益を得ることもあるので、人によって尺度が違います。

接する人の姿勢も指向性に大きく影響します。人の話を親身になって聞いてくれる人にもっと話したくなるのは自分の話の内容を認めてくれていると感じるからですし、人間近寄ってくるものは誰でもかわいいものです。共感できる人と接していると自分の価値観を肯定されたと思いますし、喜んでくれる人を見るのはうれしいものですからもっと喜ばせようとする気持ちが働きます。

お客様に喜んでいただくための最低条件は、当社がビジネスを永続的に続けることです。そのために来月から価格改定を行います。当然、お客様の当社に対する視線は厳しくなります。

日々変化する状況の中で、お客様の話をどれだけ親身になって聞くことができるか。当社をどれだけ近い存在だと思っていただけるか。当社の価値観に共感できると思っていただけるか。当社とのお取引を心の底から喜んでいただけるか。より多くのお客様の指向性を当社に向けていただくために大切なのは、私たちの姿勢です。

まずは自分の利益よりもお客様の利益、目前の利益よりも将来の利益を優先に考えましょう。同じ仕事を続けているとマンネリに陥りがちで、感度が鈍ります。新しい仕事は多少自分に不快感があったとしてもまず受けてみる。新しい仕事をすると、いやがおうでも一生懸命勉強せざるを得ません。結果として仕事の幅を拡げて感度が上がります。仕事の幅を拡げる積み重ねをしてきた人と自分に不利を感じたら不満を言ってやらないで来た人とでは、長い間には大差がつきます。

感度を上げ、指向性を研ぎ澄ます。社員、関係者の皆さんに至高の未来が来るように、自分たちの姿勢の指向性も未来に向けましょう。

投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2020年10月31日

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://shizensozai.net/cgi/mt/mt-tb.cgi/294

コメント コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)

スパムコメント対策のため、コメント投稿時に下記の文字を入力していただく必要があります。






はじめまして、木村です。
住宅の中に木材をはじめとした自然素材を使っていただくことで、環境負荷を減らし、持続可能な社会を作る手助けがしたいと思い、このサイトをはじめました。

プロフィール日記

最近の記事
2022年6月「何とかして役に立ちたい」から道は開ける
2022年5月「新奇歓迎の基本は周囲への感謝」
2022年4月「元には戻らない」
2022年3月「誰にでもある二つの尺度」
2022年2月「めんどくさい」超えは幸せへの道
最近のコメント


(c) Copyright 木村木材工業株式会社 All Rights Reserved.
Supported by ホームページリニューアルセンター (ビジネスブログ作成)