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HOME > 社長の一言(旧常務の一言) > 2021年4月 立場が変わっても、「礼を正す」。
2021年4月 立場が変わっても、「礼を正す」。

今月、工場内で大きな事故がありました。とにかく残念でなりません。
事故は日頃から気をつけていたとしても、一瞬の気持ちの緩みで起こりえるものです。
この緩みは私をはじめ会社の上に立つ者の責任です。引き締めて来期に臨みます。

さて、第3次ウッドショックについてメディアの報道が相次いでいます。これからさらに報道が増えて社会問題化すると思いますが、いつどのように収束するのかはまだ誰もわかっておらず、神のみぞ知る状況です。

ウッドショックについての情報を出してほしいという声にこたえて、公開範囲を限定してウッドショックについての記事を書き続けています。今後どうなるのかを心配しているお客様に安心していただきたいと思って記事を書き始めたのがきっかけです。

記事を書き続ける中で見えてきたのは、今まで買い手市場だった木材がウッドショックで一転して売り手市場になったときに、会社の本質が明らかになることです。

これまで長い間、木材は買い手市場でした。安くさせるために競争させて叩いて買う、納期を至急、即納と指示して、自社の都合を優先して上から目線で私たち木材業者に接してくるお客様もいらっしゃいました。

それが一転して材料を持っている者が一番強いといわれる売り手市場になった現在、木材業者側からお客様の選別が始まっています。長い間購入していただいている「おなじみさん」のために自社でできることの全てをあげて木材を確保する会社もある一方で、
自社にとって都合の悪いお客様との取引を見直す動きも相次いでいます。

先月から今月にかけて、当社の仕入れ先から「材料の入荷が少なくなります。今ある在庫を提供しますので買っておいていただけませんか」という申し出を相次いで受けました。当社の普段の姿勢が評価されたことに感謝して、多少値段は上がってはいましたが全量購入しました。

ウッドショックのような非常時にこそ、普段の姿勢が試されます。誰に対してでも「礼を正す」ことは欠かせません。いつどこで何がおこるかわかりませんし、いつどこで誰とつながるかもわからない時代です。出会いの機会を大切にして、「礼を正す」姿勢で人に接していると、将来予想もしない場面で役にたつことがあります。

今の状況がいつどこで元に戻るかはわかりませんし、永遠に続くことはありません。売り手市場になったときこそ、「礼を正す」姿勢でお客様に接することが、長い間には自社の利益につながります。お客様、仕入れ先のみなさまのおかげで当社の今日があります。社員・関係者の皆さんの将来を良くしていくために、「礼を正す」を徹底させましょう。

投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2021年04月30日

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