自然素材ブログ
自然素材ブログ トップページ 材種の単価 社長の一言(旧常務の一言) お見積もり お問合せ 本社HPへ
はじめての方へ
お知らせ
住宅に自然素材を使おう
材種の単価
社長の一言
Q&A
リンク集
会社案内
にほんブログ村 住まいブログへ

特定商取引に関する法律に基づく表記
HOME > 社長の一言(旧常務の一言) > 2003年2月 「大至急」をやめよう
2003年2月 「大至急」をやめよう

突然だが、私は「大至急」という言葉が大嫌いである。

それは、この言葉に身勝手さを感じるからだ。
急という言葉は人をあわてさせる。だが、はっきりとした期限を指定しない。
だから、聞いた人のとりようによってはいつでもいいということになる。

私は思う。急はミスと事故と損のもとだ。
急という言葉を見ただけでプレッシャーを感じる人は多いだろう。
期限がいつなのかわからないのに急がされるというのは
仕事をする人の気持ちを害する。
その結果、ミスを発生させたり、事故が起きたりする。結果、会社が損をする。
言葉の使い方ひとつで対応がずいぶん違うものだ。

お客様の中でも「大至急」という言葉を平気で連発する人がいる。
既に習慣になってしまっているのだろう。だが、決してよい習慣ではない。
常に大至急を連発する人の仕事は、いつでもいいと思われてしまう。
お客様から「大至急」と言われた場合、「それは何日ですか」と聞き返すことに
している。期限がないものは仕事ではない。期限がはっきりすれば、
段取りがしやすい。

もし、社員の皆さんの中で「大至急」を使うのを癖にしている人がいたら
今日から使うのをやめなさい。「大至急」は人を惑わせる危険なことばだ。
仕事の期限を指定するのなら、今日なのか明日なのか、
あるいは今日何時までなのか、時間をはっきり指定すること。
そうすれば、それまでにできるのかどうか判断できるから。

投稿者 無垢材・造作材の木村木材工業(株) : 2005年05月02日

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://shizensozai.net/cgi/mt/mt-tb.cgi/52

このリストは、次のエントリーを参照しています: 2003年2月 「大至急」をやめよう:

» 「最短」という言葉の裏側を考える。 from 無垢の木材で造作材を作る枠屋の日記
お客様からご注文をいただく際、納期を「最短」「大至急」と書いてくるお客様が時々いらっしゃいます。「早ければ早いほどよい」というお客様もよくいらっしゃいます... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年01月19日 09:29

コメント コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)

スパムコメント対策のため、コメント投稿時に下記の文字を入力していただく必要があります。






はじめまして、木村です。
住宅の中に木材をはじめとした自然素材を使っていただくことで、環境負荷を減らし、持続可能な社会を作る手助けがしたいと思い、このサイトをはじめました。

プロフィール日記

最近の記事
2022年6月「何とかして役に立ちたい」から道は開ける
2022年5月「新奇歓迎の基本は周囲への感謝」
2022年4月「元には戻らない」
2022年3月「誰にでもある二つの尺度」
2022年2月「めんどくさい」超えは幸せへの道
最近のコメント


(c) Copyright 木村木材工業株式会社 All Rights Reserved.
Supported by ホームページリニューアルセンター (ビジネスブログ作成)